fc2ブログ

蚊取り線香を肌見放さず持ち歩く方法、考えました

 蚊取り線香が手放せない日が続いています。

2023082301b.jpg

 野良仕事の必需品といえば蚊取り線香ホルダーです。金属のフックをズボンのベルトに挟んで腰にぶら下げると、ヤブ蚊が手ぐすね引いて待っている草むらに分け入っても刺されません。煙が全身を包み込んでくれるらしく、たまに耳元でプウゥ~ン!と蚊の羽音がしても血までは吸われないんですね。

2023082302b.jpg

 ですがこのホルダー、立ったり座ったりを繰り返すうちに、いつの間にかフックが外れて落下してしまうという難点がありまして...。

2023082303b.jpg

 仕事を終えて腰に手をやると見当たらず、畑の中や草むらを四つん這いになって探し回るなんてことが、しばしば起きます。

 そこで思いついたのが、マジックテープを適当な寸法に切ってフック留めにすること。

2023082304b.jpg

 ベルトにフックを引っ掛け、その上からマジックテープを一巻きします。こうしておくとかなりの衝撃がホルダーにかかってもベルトから外れません。

2023082305b.jpg

2023082306b.jpg

 一方、こちらはその進化形です。マジックテープ付きのナスカンにぶら下げてみました。歩くとホルダーが膝に当たって多少跳ねますが、着脱が簡単なところが気に入っています。

2023082307b.jpg

 野良仕事で蚊取り線香の始末にお悩みの方は、一度お試しください。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

今年もシーダーテープでニンジンを植えました

 時々、通販サイトで買い物をするタネ屋さんからメールが届きました。

「ニンジンの種が播き時ですよ」

 そうだそうだ!忘れていました。

 慌てて注文したのが写真右の「甘美人(あまびじん)」です。

2023081901.jpg

 ただ、メールを送ってくれたタネ屋さんには申し訳ないんですが、今回はネットでいろいろググッているうちに見つけた別品種を別のネットショップで買うことにしました。

 去年まは左の「恋いろ」というのを播いていましたが、こちらの「甘美人」のほうがお安くて、1袋あたりの“種数”も多かったんですね。

 妙に古臭いパッケージや甘美人というロゴのデザインが昭和の雰囲気を醸し出します。相当、昔から販売されている定番中の定番なんでしょう。1袋600円というお値段に惹かれて2袋、購入してみました。

 数日後、糸巻きに巻いた状態で届きました。

2023081902.jpg

 ニンジンの種はとても小さいため、素人が畑に直播きすると風に飛ばされるなどして発芽しないことが多いんですね。

 そこで私たちは家庭菜園向けに販売されているシーダーテープ(表面に一定間隔で種を貼った水溶性のテープ)を愛用しています。

 棒の先端を幅90センチの畝の表面に当てて、20センチ間隔で2本、細い溝を平行に掘っていきます。そこに15メートルのシーダーテープを真っ直ぐに敷きます。

2023081903.jpg

2023081904.jpg

2023081905.jpg

 2本並べたらテープが隠れる程度に土をパラパラッとかけて、上から手製のコテでパンパンと押し固め、水をたっぷり与えたら完成です。

2023081906.jpg

2023081907.jpg

2023081908.jpg

 発芽には1週間から10日ほどかかりますが、その間、毎日、水遣りして乾燥させないように注意が必要です。

2023081909.jpg

 去年はうっかり播種の時期を逃して9月中旬にシーダーテープを仕込んだところ、直後からグーンと気温が下がってしまって十分に育たず、ヒョロヒョロした残念なニンジンになってしまいました。

 今年こそはと期待していますが、連日、熱中症警戒アラートが出る猛暑ですので、逆に暑過ぎて発芽しないかも。

 いい加減、フツーの気候に落ち着いてほしいものです。



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

暑中お見舞申し上げます。

 みなさま暑中お見舞申し上げます。

 安曇野は、ひまわりがゲンナリ下を向くほどの猛暑が続いています。

2023081601.jpg

 我が家のヨークシャーテリアも、日の当たる場所を避けて日がな一日グダグダしています。

2023081602.jpg

 散歩ぐらいしようよ、と朝早くリードを着けて外に連れ出しましたが、空には早くも積乱雲がもりもりと湧き上がり、強い日差しで目を開けていられないほどのまぶしさです。

2023081603.jpg

 ヨーキーは日陰に向かって一目散にスタコラサッサ。アスファルトに四肢をポ〜ンと投げ出すと、

「これ以上、1ミリたりとも歩きませんから!」

と、凄い目ヂカラで訴えます。

2023081604.jpg

 ごめん、やっぱり不要不急の外出は控えるべきだったね。



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

おお!奇跡のおいしさ。ビア缶チキンを焼いてみた

 ビア缶チキンをご存じですか?

 中を抜いた丸鶏肉のお尻に、中身を半分開けたビール缶を差し込んで立て、フタ付きのグリルで丸焼きにする料理です。

 去年、バーベキューパーティーに招かれて初めて体験しました。

 炭火の上にチキンが腰掛けたような状態で焼き上がるという、ちょっと可哀想なビジュアルに最初は二の足を踏んだのですが、切り分けてもらった肉を一口頬張った瞬間、あまりのうまさにのけぞりました。

 以来、機会があれば自分でも調理してみたいと思っていたところ、近所のスーパーにブラジル産の冷凍の丸鶏(税抜597円)が並んでいました。

2023081201.jpg

 蔘鶏湯(サンゲタン)にするのにちょうどよいぐらいの小ぶりな肉です。早速、買って帰り、BBQ愛好家のサイトを見ながらその日の夕食にしようと下準備に取り掛かりました。

 まずは解凍から。「冷凍肉の場合は自然解凍で」と書いてありますが、悠長に待っていたら晩御飯に間に合いません。電子レンジの解凍モードで肉の天地左右を変えながら少しずつ解かしていくと、およそ20分でほぼ生に近い状態に戻りました。

2023081203.jpg

 レシピには、表面の水分をキッチンペーパーで拭きとり、フォークや竹串で肉に穴を開けたら市販のハーブソルトを内外にたっぷり擦り込みなさい、とあります。そして数時間から一晩置いて焼き始めるのだそうです。

 以前、業務スーパーで「ハーブソルト イタリアンミックス」を買ってあったのを思い出し、ミルをガリガリ回して振りかけました。

2023081202.jpg

 慌てて始めたせいで肉にフォークを刺すのを忘れてしまい、ひととおり塩した後でブツブツと穴開け作業をする不手際でしたが、再度ていねいにハーブソルトを擦り込み、一応下拵えが完了しました。

2023081204.jpg

 ただ表裏、そして肛門の奥までたっぷり塩しているうちに、ホントにこれだけでいいのかな?と不安になってきました。

 別のBBQサイトをチェックすると「レモン汁やオリーブオイルを全体にかけるとなおよし」みたいなことが書いてあります。

2023081205.jpg

 ならばと、冷蔵庫に残っていたレモン半個を手で絞りかけてみました。オリーブオイルも上から垂らして指でまんべんなく塗り込みます。

 お、手をかけた分、おいしくなりそうな雰囲気が漂ってきたかも。

2023081206.jpg

 5時間後--

 日がとっぷりと暮れ、バーベキューハウスに炭火が熾きました。

 向かって左が野菜や魚を焼くための火、右がビア缶チキン用の火です。

2023081207.jpg

 木炭を円形に配置してビア缶に直火があたらないようにするのがコツなんだそうです。こうしておくと、炭火で肉の下側が焦げる心配がないんだとか。なるほどね。

 そしていよいよ、ビア缶チキンの登場です。

 半分飲んだ缶ビールの口をチキンのお尻に突っ込み、このように直立させます。

2023081208.jpg

 この状態で炭火に渡した網の上に置いて、前後をレンガで挟みました。こうしておけば調理中に転倒する恐れはなさそうです。

2023081209.jpg

 燻製作りに使う一斗缶をスッポリ被せました。隙間からいい感じに白い煙が漏れてきます。

2023081210.jpg

 そして待つこと1時間15分。こんがりキツネ色に焼き上がりました。

2023081211.jpg

2023081212.jpg

 火から下ろしてビア缶を抜いた途端、モモのところで真っ二つに割れて、得も言われぬ香りが立ち上ります。

2023081213.jpg

 半身を皿に取り分け、隣の火で焼いたズッキーニとパプリカを添えたのが、こちら。

2023081214.jpg

 早速、試食してみました...パリッと焼けた皮と、ビールで柔らかみの増した肉が絶品です。

 予想外だったのは、燻製用の一斗缶を被せたせいで、ほのかな燻製の香りが肉に移ったこと。おかげで一層複雑な風味になりました。

 仕込みが簡単なわりに極上の旨さを堪能できる野外料理「ビア缶チキン」。

 バーベキュー党の方は、ぜひお試しください!



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

倉庫に眠っていた謎の不織布を畑に敷いてみると...

 去年、収穫したカボチャの種を苗ポットに植えたら、なんだかものすごく沢山、発芽してしまいました。

 もったいないので畑に移したところ、これまたニョキニョキと茎が伸びてきて、気づいたら坊ちゃんカボチャバターナッツの実があっちにもこっちにもできています。

 畝には一応、黒マルチングを張ってみましたが、そこはカボチャですからツルが畝をはみ出し四方に伸びでいきます。

 雑草の生い茂るほうへどんどん広がっていって、草むらの中にも実を付けてしまうので、正直、管理に困ります。

 雑草除けになって、なおかつカボチャの実を保護できるモノはないかなぁ、と倉庫の奥を引っ掻き回してみたら、お宝発見! 巨大な不織布のロールが見つかりました。

2023080901.jpg

 幅1メートル。長さはわかりませんが、たぶん100メートル以上ありそうです。よいしょ、と抱えたら、ずっしり持ち重りがします。

2023080902.jpg

 結構分厚くてカッターを使わないと切れません。試しにジョーロで水を掛けると、いい具合に透過します。

 じつはこの白い不織布、里の家の前オーナーさんの置き土産なんですね。農業資材に混じって置いてあったので農作業に使うモノかもしれませんが、家屋の内装用資材のようにも見えます。

 要は用途不明の死蔵品。かれこれ10年以上、倉庫の奥まった一角に置きっぱなしになっていました。

 せっかく見つけたんだからと畑に引っ張り出して、カボチャの畝間に広げてみることに。

2023080904.jpg

 縦に2枚並べると、ちょうど左右の畝際まできれいに地面を覆う寸法です。これは使えるかも!

2023080905.jpg

 ということで、除草シートを固定するプラスチック製のペグで白い不織布の四隅を地面に固定しました。

2023080906.jpg

 いい感じです。そこそこ厚みがあって雑草除けになりそうですし、カボチャの実の保護にも一役買いそうです。

2023080907.jpg

 気になるのは大風が吹いて舞い上がらないかですが、まあ、試してみるしかありません。

 廃物利用でカボチャがたくさん実るといいんですが。

2023080908.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

でっかくなり過ぎたズッキーニは天日干しに

2023080601.jpg

 畑のズッキーニが後から後からできてしまって、食べ切れません。

 ちょっと目を離しているとオバケ状態に肥大してしまうので、毎日せっせと収穫していますが、正直、消費するにも限界があります。

2023080602.jpg

 そのまま冷凍保存する手もあるんですが、冷凍庫のスペースを取るし...。

 もっと他に上手な保存法はないかなぁ?...と調べてみたら、天日干しにしている方のレシピを見つけました。

 これなら嵩張らないし好都合です。さっそく、採れたてのズッキーニ数本を薄切りにしてザルに並べ、炎天下に晒してみました。

2023080603.jpg

 左がズッキーニ。右はキュウリです。キュウリはものの数時間でカリカリに乾燥しましたが、ズッキーニは肉厚がある分、余分に時間がかかります。

2023080604.jpg

 丸一日、天日干しにしたのが、こちら。結構シワシワになりました。

2023080605.jpg

 さらにもう一日、強い日差しの下に晒しておいたら、見た目4分の1ぐらいまで縮んで、すっかり干からびてきました。

2023080606.jpg

 色を茶色に変えたら干しシイタケそっくり。ジップロックに移して口を閉じると、文字通り乾物そのものです。

 冷凍庫に入れても、ほとんど場所を取りません。

 使う際には水につけて戻すんだそうです。実が柔らかくなったら水気を絞って料理にどうぞ、と書いてありました。

 まだ試食はしていませんが、とあるお料理教室のブログによれば、乾燥ズッキーニは炒める/揚げる/煮る/焼くなどの料理に使うと味が濃く、歯ごたえも良くなって煮崩れしにいんだそうです。

 でっかくなり過ぎたり、採れ過ぎたズッキーニはこの方法で長期保存するのが吉、だと思います。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

夏の散歩は早朝でもつらいよ...

2023080201.jpg

 午前7時前。いつもより早く犬の散歩に出かけました。

 母屋の軒下に吊るした寒暖計は早くも29度。今日も酷暑が待っています。

2023080202.jpg

 少しでも涼しいうちに歩かせてやろうと思ってリードを引きますが、我がヨーキーは気が乗らないらしく足並みは至ってゆっくり。

2023080203.jpg

 お決まりの散歩コースを3分の1ほど行ったあたりで、やおらストップしてしまいました。

2023080204.jpg

 来た道を振り返り振り返り、もう帰ろうよと促します。ハァハァと息遣いが荒いところをみると、早くもオーバーヒート気味のようです。

2023080205.jpg

 それっきり、てこでも動かなくなりました。

 仕方がないので抱っこして家へ逆戻り。

2023080206.jpg

2023080207.jpg

 玄関先に下ろしたら、いきなりドヤ顔で早くドアを開けろと訴えます。

2023080208.jpg

 長毛種のワンコには耐えられないこの暑さ。一体いつまで続くんでしょう?


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

あれ?こんなところにラ・フランス?

2023073001.jpg

 畑の外れの雑草が生い茂った木立を歩いていたら、下に向かって伸びた枝の真ん中あたりに、黄緑色をしたひょうたん型の塊が付いているのを見つけました。

 あれ?何だろうと近づいてみると、ラ・フランスのような西洋梨が1個、ポツンと実っているじゃありませんか。

2023073002.jpg

 ということは、この蔦が絡みまくった木はラ・フランスだったんですね。過去、一度も実がなったことがないので、ただの雑木かとばかり思っていました。

 長さ15センチほどの実は幸い無傷で、鳥や虫に食われた痕がありません。

 そこで遅まきながら果実袋を被せました。

2023073003.jpg

 秋に食べられるところまで生長してくれたら、めっけもの。ひょうたんからコマならぬ雑木林からラ・フランスです。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。






テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

ファン付きベストは野良仕事の救世主なり

2023072701.jpg

 誕生日祝いに家族から貰ったこちらのベスト。

 一見ただの作業着ですが、背面の腰のあたりに電動ファンが2個付いています。

2023072702.jpg

2023072703.jpg

 付属の小型バッテリーの電源をONにすると、電動ファンが回転して服の内部に風を送る仕組みです。

2023072704.jpg

 工事中の道路で交通整理をしているおじさんが着ているアレ、ですね。

 風量は弱から強まで4段階に調整が可能で、設定したらバッテリーをポケットにしまっておきます。

 服の内側に空気を孕むので、ご覧のとおり見た目はダルマさん。かなりマヌケな姿になります。

2023072705.jpg

2023072706.jpg

 おまけにファンの音が結構うるさくて、近くの人と話すのもちょっと難儀なほど。

 スイッチを入れたら後はひたすら野良仕事に没頭するしかありません。

 最初はこんなの効き目あるんかい?...と半信半疑だったんですが、30度超の畑や果樹園に出てみてびっくり。汗が掻いたそばから蒸発していきます。

 下着がグズグズに濡れることはありません。首の周りや脇の下に常に風が当たるため、体が適度に冷やされてオーバーヒートしにくいようです。

2023072707.jpg

 もちろん、この程度の送風ではドピーカンに打ち勝つことは無理な話。日なたの作業には向きません。

 でも、炎天下でさえなければ熱中症の予防にはなると思います。実際、曇り空の下、2時間ほど畑仕事をしてみましたが、疲労は普段の半分程度でした。

 しかもぶっ通しで使ってもバッテリーの目盛りは1つ分減っただけ。おそらく5~6時間は連続使用に耐えられるんじゃないでしょうか(もっとも、この暑さですから2時間もてば十分ですけど)。

 交通整理のおじさんたちが愛用している理由がわかりました。これは夏の野良仕事の必須アイテムかも。

テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

アジサイがいっぱい

2023072201.jpg

 アジサイの季節ですね。

 遠目にも派手で花持ちが良く、寒暖差や病害虫に滅法強い植物で、ほぼメンテナンスフリーなところがモノグサな私たちにはうってつけです。

 毎年、園芸店やホームセンターで売れ残ったアジサイの鉢を安値で買ってきては、せっせと庭に下ろしてきました。

2023072202.jpg

 6年ほど前からは、空き地に咲いているアジサイの若葉を頂いて、挿し木もするようになりました。

2023072203.jpg

 こんなふうに大きな2枚の葉っぱを真ん中あたりでバッサリ半分にカットします。余分な水分を蒸発させないための加工です。

2023072204.jpg

2023072205.jpg

 加工したら1時間ほど水を吸わせ、鹿沼土を入れた植木鉢に挿しておしまい。明るい日陰で水遣りを欠かさないようにすると、3~4週間で発根します。

2023072206.jpg

2023072207.jpg

2023072208.jpg

 育てた苗を庭に植えたところ、今では一重、八重、ガクアジサイ、カシワバアジサイ...さまざまなタイプのアジサイが咲き競うようになりました。

2023072210.jpg

2023072209.jpg

2023072211.jpg


 そんな中で、今、私たちのいちばんのお気に入りがこちら。「紅(クレナイ)」です。

2023072212.jpg

 一重のガクアジサイで、咲き始めは白いのですが徐々にピンク色に染まって、やがて真紅に変わります。ヤマアジサイらしい楚々とした姿が見飽きません。

2023072213.jpg

2023072214.jpg

 最近は変わった形の花を付ける改良種や西洋種が増えてきましたが、このクレナイは意外にも天竜川上流の静岡県・長野県境で発見された天然種なんだそうです。

 飯田市で栽培され、一般に知られるようになりました。信州ならではの可憐なアジサイですね。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。







 

テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ
本文検索キーワード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR