マウスハンター「クロ助」参上
里の家の庭先を、黒猫が肩を怒らして横切っていきました。
我が家を縄張りにしている野良猫の「クロ助」です。
他にキジトラの「トラ」とブチ猫の「ブチ」が、里の庭をなんとなく棲み分けて徘徊しています。
一方の古民家のほうは、お隣(といっても歩いて10分ぐらい離れていますが)の飼い猫「カメ」が独占状態で“統治”しています。
この4匹が、いわば我が家の庭の管理人なんですが、中でも働きぶりが際立っているのが「クロ助」です。
一日数回、庭から畑を鋭い目つきで巡回します。
視線の先にあるのは、もっぱら地面。時折、立ち止まっては背中を尖らせ、息を殺して何かを凝視しています。
次の瞬間、頭からダイビングして地表に姿を現した野ネズミをキャッチ。どうだ!と言わんばかりに咥えた獲物をブルンブルン振り回して、立ち去るんですね。
どうやら我が家は野ネズミの宝庫らしくて、コロ助は雪の積もった畑の真ん中でも平然と狩りをしています。
猫の鑑(かがみ)です。