春の嵐で温室崩壊!
春一番ならぬ二番目か三番目の突風が、安曇野を吹き抜けました。
かなり猛烈な嵐でした。庭の枯れ木が倒れたり、バケツが遠くへ飛んで行ってしまったり。
台風を除けば年に一度あるかないかの強風が丸一日、吹き続けました。
翌朝、吹き荒んだ風がようやく収まったので庭に出てみると、おや? 2月に作ったばかりの温室の姿が見当たりません。
元あった場所には、植木鉢がいくつか固まって残っているだけ。
慌てて探すと、数メートル離れたブルーベリー畑にグチャグチャになって引っ掛かっているじゃありませんか。
外側を覆うビニールを傷めないようにそっと外し、関節が外れた状態の骨組みをだましだまし母屋の裏手に引き摺っていきました。
幸い、ビニールにも骨組みにも大きなダメージはありません。
差し込み式なので、風圧でスチールパイプのジョイント部分が抜けて、風に逆らわずにバラバラになったのが幸いしたようです。
スチールパイプを挿し直し、形を整えると、意外にあっさり復元できました。
ただ、元の場所は風の通り道。いくら地面にペグを挿して固定しても、強い風に巻き上げられたらまた簡単に飛んで行ってしまいます。
風除けになる建物の陰に設置し直すことにしました。ちょうど薪置き場の裏手が空いていたので、そこに骨組みごと移動し、重量ブロックを重し代わりに載せてビニールを被せました。
今度は大丈夫だと思いますが、台風が来たらまずいかも。ひとまずこれで様子を見ようと思います。