薪ストーブ・クッキング講座でミルクパンの作り方を教わりました
薪ストーブの煙突掃除でお世話になっている池田町の山風舎(さんぷうしゃ)で「薪ストーブ・クッキング講座」が無料で開かれると聞いて出かけました。
数台の薪ストーブでしっかり暖まった店内には、すでに30人近くの参加者が集まっています。
中央の大テーブルに強力粉や牛乳、バターなどの材料が並べられ、スタッフがパン生地の作り方を実演してくれました。
パンを焼くには、その前にイースト菌を混ぜて生地を二度に渡って発酵させなければいけません。
特に二次発酵は生地を冷蔵庫で6~24時間、寝かせるため、事前の準備が欠かせません。
詳しいレシピは、当日配られたこちらの紙をご覧いただきたいのですが、十分、寝かせた生地を手のひらサイズにカットし、手のひらに挟んで「パチン!」と叩き、空気を抜きます。
コネコネ丸めて餃子の頭をねじる要領で7~9個の丸い玉にします。
鋳物の鍋にキッチンペーパーを敷き、その上に丸めた生地を詰めて並べます。
いよいよ薪ストーブで焼くわけですが、ここで大切なのが炉内の温度チェック…なんだそうです。
「ご自身の責任でやっていただきたいのですが、熾火状態になった薪ストーブの炉内に手のひらをかざして、2秒間ガマンできるぐらいが調理の適温なんですね。大体250度ぐらいと言われています」
と、スタッフさんが薪ストーブの扉を開き、実際に手を差し入れてみせました。
「うん、ちょうどこんなものでしょう」
そう言われ、私たちも次々に炉内に手のひらを差し入れて、「1、2、あちち…」という感じで<調理の適温>を実感させていただきました。
鍋が直接、熾火に触れないよう、炉内に五徳をセットし、その上に生地を入れた鍋にフタをして置きます。
ガラス扉を閉め、およそ10分間、加熱。ここで鍋を取り出して、生地が膨らんでいるようならフタを外し、再度、炉内に戻します。
パンの表面がこんがりキツネ色に色づいたら完成です。
その場で切り分けて試食させていただいたミルクパンは、もっちりホクホク。ベーカリーの焼きたてパンとも遜色のない、抜群のおいしさでした。
今度、自宅でも焼いてみようと思います。