元気のなかった「まりも」が完全復活!
11年前、家族で北海道旅行に出かけた際、阿寒湖畔の土産物店で「まりものビン詰め」を買いました。
しばらくビンの中で育てているうちに、直径が大きくなってきたので特大のワイングラスに移し、週1回、水替えをしてきました。
噂によると、観光地で売っているまりもは偽物で、毬状の樹脂に接着剤でただの藻を貼り付けて作っているんだとか。
多分、我が家のまりもも偽物なんでしょうが、長年、惰性で水替えをしているうちに、それなりに愛着が湧いてきました。
ですが、そんな“老まりも”が、去年の夏の猛暑で目に見えて弱ってしまったんです。
以前は水面直下にプカプカ浮かんでいたのに、グラスの底に沈んだまま動かなくなり、青々としていたはずの表面も暗色にくすんで、見るからに汚らしくなってしまいました。
そろそろ寿命かな、などと思っていたのですが、このところの朝晩の寒さが効いたのか、色艶が俄然良くなってきました。
昨日、グラスをのぞいてびっくり。半年近く底面に沈殿していたまりもが、プッカリ浮かんでいるじゃありませんか。
やっぱり阿寒湖産だけあって、極寒が“元気の素”になるんですね。