今年は絶対に盗られないぞ!秋の干し柿バトルの始まりです
古民家と里の家のあちらこちらで、柿が実り始めています。
いずれも樹齢20年以上の渋柿なんですが、私たちが住むまで一度も剪定されなかったらしく、滅多やたらに生え広がって収拾が付かないほど巨木化しています。
そこで手に届く範囲のものを毎週、少しずつ収穫しています。
今日はひとまず干し柿用に大きな実を選んで獲り、皮剥き機とピーラーで1個ずつ皮を剥いていきました。
専用の「柿つるしたんざく」に吊して熱湯消毒。さて、いよいよ干す段になってハタと困りました。
一体どこに干せばいいんだ?
そうなんです。干す場所はいくらでもあるんですが、毎年、おサルやタヌキ、イタチに盗られて散々な目に遭っているんです。
古民家の軒下に吊せば、おサルのおやつに。
里の家の作業場に吊せば、タヌキ、イタチの餌食に。
仕方なく屋内に干すと、今度はあっという間にカビが生えてきます。
今年こそはケモノに邪魔されずに仕上げたい…思案の結果、里の母屋の軒下に脚立を置いて、梁に「柿つるしたんざく」を吊すことを思いつきました。
地面から柿まで優に2メートル以上あります。これならケモノたちも歯が立ちますまい…ひとまずそう思うことにして、試しに最初の60個余りを吊してみました。
さて、サルやタヌキ、イタチたちはどう出てくるか? 秋の干し柿バトルの始まりです。