山ブドウの実を搾って濃厚ジュースができあがり!
今年の春先、まだ寒いうちに里の家の山ブドウを剪定しました。
グチャグチャに伸びていた蔓を切り揃え、蔓の重みで半壊していた支柱を立て直しました。
日当たりと風通しがよくなったのでしょう。その後、すくすくと生長した山ブドウは、かつてないほどたくさんの実を付けました。
驚いたことに去年のざっと3倍もの収穫量でした。あたりまえですが、やっぱり手入れは重要なんですね。
獲った房から実だけ外し、厚めのビニール袋を二重にして中に詰め、床に置いて踏んづけて潰します。
しっかり潰してたっぷり汁が出たところで、数日間、冷蔵庫で冷やしました。
その後、濾過して瓶に詰めたのがこちら。大瓶にたっぷり3本分の超濃厚ジュースが採れました。
去年と比べて、味も1ランク上がった感じで、酸っぱさのなかにも爽やかな甘みがあります。山ブドウ独特の強い香りが漂い、ガツンとくるおいしさです。
ただし強烈過ぎて、原液のままではそれほどたくさんは飲めません。
ということで、今夜は焼酎の割材にしてみました。
飲みかけの泡盛の古酒(クースー)に山ブドウジュースを注ぎ、炭酸を少々加えます。
きれいな赤紫色の泡がグラスの縁あたりで弾けて、見るからにおいしそうです。
ちくりと口に含むと…ムフフ。なんとも爽やかな甘酸っぱさじゃないの。これはうまい!
野趣に富んだ贅沢なカクテルのできあがりです。