安曇野の山猿はベビーブームに沸いています
我が古民家の周辺が、近頃、山猿たちの遊び場と化していることについては、何度か書いたとおりです(→今年は申年。で、我が家はサル屋敷)。
先日も、ボスザルっぽいオスのサルが屋根のてっぺんに登って、私たちの様子をじっと観察していました。
普段なら人間なんか無視して数匹で屋根に上がり、飛んだり跳ねたりして遊んでいるんですが、この日はなぜか“お山の大将オレひとり”状態。
高いところから、少し神経質そうに私たちの一挙手一投足を伺っています。
なんでだろうなぁ、と思って見ていたら、古民家の裏山から数匹の子ザルが母ザルに連れられてスルスル通りに出てきました。
それを合図に、子供をおぶったり、抱っこしたりの母ザルたちが、つぎつぎに道路を横断し始めたんです。
臨月のメスザルも混じっています。下腹を地面にこすらんばかりにして走って行きます。
一方、こちらは疾走する母ザルに必死にしがみつくチビザル。小さな耳とシッポがとても可愛らしく、思わず何度もシャッターを切ってしまいました。
我が古民家の里は限界集落。増えるのはおサルさんばかりで、先行き不安です。