お子様テーブルの脚を継ぎ足してみた
里の家に180×90センチのテーブルがあります。
無垢の木材を切り出して作った特注品?らしく、引っ越したとき、がらんとした部屋の真ん中に最初から置いてありました。前のオーナーさんがこだわって作らせたものだと思います。
作業するのに快適な広さなので愛用していますが、しばらく座っているとやたらに肩が凝るのが玉に瑕。
椅子は標準サイズなので下半身には特に違和感を感じません。
問題は、知らず知らずのうちに猫背になってくることです。
不思議に思って脚の長さを測ってみたら、全高63センチしかありませんでした。
これってお子様サイズですよね。
我が家は(チワワを別にすれば)大人だけのファミリー。なので、思い切って脚を継ぎ足すことにしました。
ホームセンターでテーブルの脚と太さが大体同じになりそうな角材を探しました。
テーブルの脚の幅は80センチですが、既製品の加工材は大体65センチか90センチなんですね。ジャスト80センチというのは見つかりません。
大は小を兼ねるだろうと大雑把に判断して、幅90センチの杉材(1080円)を買ってきました。
それをチェーンソーで12センチ×4個にカット。水性ニスで色を合わせます。
脚との接合面に穴を開けて、鬼目ナットと呼ばれる外側に鬼のツメのようなギザギザが付いた金具を埋め込み、そこにハンガーボルトをネジ込みます。
こうすると、「継ぎ足」に木ネジの先が生えたようなパーツができあがります。馬に喩えるなら蹄鉄みたいな感じでしょうか。
テーブルを引っ繰り返して足裏に穴を開け、そこに「継ぎ足」をネジ込んで完成です。
テーブル高は、12センチ伸びて75センチに。やっと理想的な高さになりました。