ジミ~な古民家のジミ~な山吹たち
私たちの古民家が建っているのは、標高850メートルの山間部。安曇野の田園地帯からざっと300メートルぐらい登ったところにあります。
じつはこの300メートルの差が季節の到来に大きな差をもたらしているんですね。
今年は全国的に季節が駆け足で進んでいるようですが、どうしたわけか私たちの住む一帯は取り残されたように平年並みか、むしろ平年より少し遅いぐらいのペースで、ゆるゆると春が“進行中”です。
里ではとっくに春爛漫だというのに、古民家の周りの花々は多くが五分咲き。
まだつぼみの花もある中で、目立っているのは山吹(ヤマブキ)でしょうか。
家の周りの山肌に一重と八重の山吹がパラパラと花を咲かしています。
山吹もどき(じつは別種)のシロヤマブキも、清楚な花を付けました。
ジミ~な古民家にふさわしい、ジミ~な山吹たちです。