桜前線、いまだ安曇野に届かず。山里は<花芽時>です
先週末、関東地方のソメイヨシノが満開になりました。関東だけでなく、東日本以南の大部分の地域で桜がつぎつぎに開花し、咲き誇っています。
ところがどっこい、ここ安曇野の山里では、桜はおろか桃や梅も沈黙を守ったまま。遠目には、今なお真冬の枯れ木のような姿をさらしています。
でも、木々に歩み寄って枝先に目を凝らすと…ほら、花芽がひそやかに色づき始めているんですね。
こちらはハナズオウ。今は松ボックリのような小さな固い芽が節にポチポチ出ている程度ですが、5月になるとここから一斉に花開いて枝全体が濃厚な赤紫色に染まります。
一方、こちらはボケ。花芽が弾ける寸前のポップコーンのように膨張を始めています。
桃、梅、桜には、まだ花芽の気配すらありませんが、こちらも時間の問題でしょう。
いよいよ春の到来です。