スキレット(フライパン)をシーズニングしました
薪ストーブで調理をしてみたくて、LODGE(ロッジ)のスキレット(フライパン)
直径22cm。キャストアイアン(鋳鉄)製の、ずしりと持ち重りのするフライパンです。
アウトドア専門店で3000円ちょっとで手に入れました。
見るからに蓄熱性能が高そうです。それもそのはず、ダッジオーブンと同素材なんですね。
数年前から愛用している我が家のダッジオーブンは、使い込むほどに油の乗りが良くなって、中身が焦げ付くことがありません。
じっくり火は通るし、完成した料理が冷めにくいのも特徴です。
ただ、買ってきたばかりのダッジオーブンには、表面の微小孔を食油で埋める「シーズニング(慣らし)」が必要です。
これを端折(はしょ)ると、焦げ付いたり焼け具合にムラができたりの“駄目メオーブン”になってしまいます。
何事も最初が肝心です。面倒でもシーズニングだけはきっちり済ましておこうと思い、LODGEのホームページで確認しました。すると、
「LODGE製品は手間のかかるシーズニングを工場で行ないます」
と書いてあるではありませんか。
な~んだ、シーズニングしなくていいんだ。ラッキー!
一旦はそのまま火に掛けようとしたのですが、念のためアウトドアオタクの友人に聞くと、
「そうは言ってもアメリカ製品だからねぇ。工場で大量にまとめて加工しているわけでしょ?下ろす前にシーズニングしといたほうが無難だよ」
と言われちゃいました。
そんなわけで、ダッジオーブンと同様、今回もシーズニングに挑戦することと相成った次第です。
最初にガスコンロで空焼きします。本体が冷えたところで、植物油を垂らし、キッチンタオルで表面から底、柄までしっかり油を塗り込みます。
ふたたびコンロで空焼き。これを4~5回、繰り返したら、野菜の切れっ端を炒めて、金気を吸着して完成です。
作業前にはフラットな感じだったスキレット表面が、シーズニング後、ご覧のように黒光りしてきました。
全体に油が行き渡って、いい感じです。
さて、薪ストーブで何を作ろうかな?