ハスクバーナの電動チェーンソーを購入しました
薪割り用の斧は購入したものの(→買ったばかりの薪割り斧の刃がガビガビ過ぎる!)、よくよく考えてみたら、その前に原木を適当な長さに輪切りにする必要があります。
林業用語で「玉切り」というそうですが、これにはチェーンソーが不可欠です。
「玉切り」は、チェーンソーのエンジンを大吹かしして、ガンガン切り刻んでいく“男の世界”なんですけど、実際やってみるとエンジン音がかなり騒々しいうえにボディは重いし、そもそもスターターのヒモを引っ張ってエンジンを掛けるのにも若干のコツがいります。
日頃、草刈り機のエンジン掛けに悩まされている家族からは、
「チェーンソーは欲しいけど、エンジンは扱いにくいからイヤ!」
とクレームが付きました。
さてどうしたものかと迷っていたら、便利なアイテムがあるんですね。
電動チェーンソーです。
国内外のいくつかのメーカーが、リチウム電池とモーターで駆動するチェーンソーを出していることを知りました。
「でも、それって電動モーター駆動でしょ?パワーは大丈夫なの?」「バッテリーの持ちはどうよ?」
と疑問を持ちながらも、農具の専門店に出向いて実際に手に取ってみると…。
意外にも、これがかなりのハイパワー&ハイパフォーマンスなんですね。
カセット状のバッテリーは取り外して50分間でフル充電。本体にカチッとはめて電源ボタンをONにすれば、即スタンバイです。
ハンドルを握ってスイッチを指で引いた瞬間、チェーンが高速でシュルシュル回転を始めます。
モーターですからとにかく静か。性能も、従来型のエンジンタイプに何度か持ち替えて比較しましたが、ほとんど遜色ないレベルです。
これに決めた!ということで、薪割り斧と同じスウェーデン/ハスクバーナ製の電動チェーンソー「HUSQVARNA 536Li XP」を購入しました。
本体+バッテリー+バッテリーチャージャーをセットにして約10万円。正直、エンジンタイプよりかなり割高ですが、軽さと静粛性、取り扱いの簡便さを考えると他に選択の余地はありませんでした。
お店のご主人に手入れ方法や扱い方を教わり、さっそく古民家の立ち枯れた老木を薪用に切り出してみることに。
じつに軽快にチョンパできるんです、これが。原木の玉切りが今から楽しみになってきました。