買ったばかりの薪割り斧の刃がガビガビ過ぎる!
薪割用の斧をネットで買い求めました。
そこそこのお値段でレビューが高評価、なおかつ初心者に使いやすい重さと形状のものを…と探しているうちに見つけたのが、こちらの「ハスクバーナ 薪割り斧 74cm」です。
ハスクバーナはスウェーデンの農林造園機器メーカーだそうです。林業がさかんなお国柄だけあって、製品カタログには大小さまざまな斧がラインナップされています。
その中から、全長74cm、重さ約1.6kgの薪割り斧を選びました。
ヘッド部分は「高級スウェーデン鋼製」、柄は「衝撃吸収性に優れた米国産のヒッコリー材」だそうです。
送料込みで9000円ちょっと。高いんだか安いんだかよくわからないまま注文したら、翌日、過剰梱包気味の大きな段ボール箱に入って届きました。
革製のカバーを外すと、メーカー自慢?の高級スウェーデン鋼製のヘッドが姿を現しました。
ヘッドの側面に、
HAND FORGED
MADE IN SWEDEN
と刻印があります。HAND FORGED(手鍛造)とは、職人さんが手作りしているという意味でしょう。柄を握って軽く振り上げてみました。
おお、絶妙な重さじゃないですか。これなら太めの広葉樹もバシバシ割れそうな気がします。
そう思って刃の先端を眺めていたら、おや? なんだか刃先がガビガビです。
使い込んだ包丁の先っぽとでも言いましょうか。刃の先端がところどころ潰れたように広がっているんです。
刃の両側面には、グラインダーで研いだような筋がいくつも付いています。
どうやら仕上げをグラインダーで軽く済まし、さっさと出荷してしまったのでしょう。
さすがバイキングの手仕事。ディテールは大雑把なんですね。
使い初めぐらい鋭い切れ味を楽しみたいですから、まずは砥石で研いでみることにしました。
包丁用の砥石を台所から引っ張り出して水研ぎすると…。
ご覧のとおり、たちまち刃先がシャープに尖ってきました。
これで準備万端。明日から盛大に薪割りするぞ~!