おサルや小動物に盗られてたまるか!!干し柿必勝法?
今年も干し柿作りの時期を迎えました。
我が家では、週末ともなると専用の「皮むき機」をグルグル回して、せっせと渋柿の皮を剥いています。
ですが、毎度のことながらここに大きな問題が。
一体、剥いた柿はどこに吊せばいいのでしょうか?
安曇野暮らしを始めた最初の数年間は、古民家の軒下に干していました。
日当たりは良いし風も通るしで、干し柿作りには理想の環境でした。
ところがその後、我が家周辺に若いサルの一群が棲み着いてしまい、柿の実を狙うようになりました。
半乾きの実を根こそぎかっ攫(さら)っていくから、たまったもんじゃありません。
やむを得ず室内に干してみたんですが…今度は湿気にやられてカビだらけに。
そこで昨年からは、古民家で採れた柿もすべて里に運び、里の家の柿と一緒に吊すことにしました。
屋根付きの農作業場に物干し竿を渡して吊したのが、こちらです。
里の家にはおサルは出没しないので、安心しきって完成を待ちました。
ところがところが。今度は夜のうちにタヌキだかハクビシンだかがやってきて、吊した縄を引き摺り下ろして持ち去っていったんです。
いやはや。もはやケモノたちが出入りできる場所には、おっかなくて柿は吊せません。
思案の末、今年は鍵がかかる作業小屋の室内に干すことにしました。
日中、柿の実に日が当たる場所を選んで物干し竿を渡し、そこに渋柿を吊してみました。
カビるといけないので、窓は全開。網戸にして風を通します。
さすがのケモノたちも、まさか網戸を開けてまで作業小屋に侵入することはないでしょう。
今度こそ、干し柿ドロボーに勝てる気がしてきました。