ブルーベリー摘みにライバル現る
連日、ブルーベリーの収穫に追われています。
7月までは虫がいなかったので楽でしたが、8月に入ると果樹園は一転、虫だらけに。
蚊やブユやアブはもちろんのこと、マダニなど危険な害虫も発生するので、肌の露出は極力控えなければいけません。
猛暑でも長袖・長ズボン、長靴姿がマスト。正直、かなりキツイです。
防虫スプレーをガンガン吹き掛けて、さてブルーベリー畑に分け入ると、頭のまわりでブンブンブン…なにやら重量感のある虫の羽音がします。
ハチとハナムグリです。
この時期、ブルーベリーの実を狙って、スズメバチやアシナガバチ、ハナムグリなどが大挙群がります。
我が家では殺虫剤を撒かないので、虫たちにとっては格好のエサ場なんでしょう。
よく熟れた実をつまむと、皮1枚を残して中の果肉がきれいに食べられていることもしばしば。
指を伸ばして実に触れた途端、死角になった裏側からスズメバチが飛び出してきて肝を冷やす場合もあります。
ただ、面白いことに食べるのに熱中している虫たちは、そばに人間が寄ってきてもほとんどお構いなしなんですね。
すぐ別の実に飛び移って、ムシャムシャ続きを頬張り始めます。
食べ物が豊富にある間は休戦状態・平和共存ってことでしょうか。
私たち家族だけではとても食べきれないほど実がなるので、こうして虫たちと分かち合うのも悪くないなと思っています。