ウィペットの姉弟が遊びに来てくれました
週末、珍しいお客さんが古民家と里の家にやってきました。
ウィペット--イヌ好きの人じゃないかぎり、まずご存じないでしょう。
イングランド原産の中型犬で、もともと「サイハント(視覚猟)」のために作出された猟犬です。
イヌの仲間としては図抜けて俊足なことで知られています。
長い脚をピューマのように宙で掻くようにして走るのが特徴で、最高時速は80キロに達するそうです。
愛犬家の友人夫婦が、9歳のウィペットの姉弟を思い切り遊ばせようと、遠路はるばる東京から連れてきたのでした。
白いTシャツを着ているのが姉。赤いほうが弟です。
姉弟は大はしゃぎで里の家の畑を端から端まで、何往復もしていました。
あまりの速さにカメラのピントはまるで合いません。結局、こんなピンぼけ写真しか撮れませんでした。
典型的なスプリンターなので、しばらく走り回ると急に元気袋がしぼんだようになってしまいます。
ソファに仲良く転がって首をだらり。別に具合が悪いわけじゃなくて、走り疲れただけなんだそうです。
こんな姿勢で頭に血が上らないのでしょうかね?
後ろ脚といいシッポの巻き加減といい、まるでカンガルー。
まったく吠えず、お行儀も頭もすこぶる良い優等生姉弟でした。