白馬の山々が間近に迫る、大パノラマ温泉「倉下の湯」

母屋の洗い場から露天風呂を見たところ
安曇野から北へクルマで約1時間。JR大糸線の白馬駅にほど近い清流・松川のほとりに、日帰り温泉施設「倉下(くらした)の湯」があります。
1993年に湯脈を掘り当て、翌年、開業したこの温泉、活断層フォッサマグナに地中深く封じこめられた2500万年前の海水を、地下1050メートルの地層から汲み上げているのだそうです。
正式名は「白馬塩の道源泉」といい、温泉分析書には「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性高張性高温泉)」と書いてありました。
源泉は48度。もともと海水なので塩分が多く、つるつる滑らかなお湯です。とても温まります。
湧き出した直後は透明なんだそうですが、湯船に張ってあるのは濃い茶褐色のお湯。空気に触れてみるみる酸化するのです。
湯船は男女とも檜造りの大きな露天風呂がひとつきり。非常にシンプルです。
母屋寄りの半分には屋根が掛かっているので、雨や雪の日も問題なく入れます。冬の間は防寒対策として半透明のビニールカーテンを下げてしまうのが、ちょっと興醒めですが…。
お風呂の正面に白馬の山々がどーんと連なっていて、これが「倉下の湯」の最大のウリです。晴れていれば見上げるほどの連山がすぐそこに迫っています。すごい迫力です。
サウナも何にもないので入浴料500円はちょっと高いような気もしますが、景色料込みだと思えばむしろ安いかもしれません。

周辺は大自然がそのままの川原です
【→倉下の湯のホームページ】



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