食べきれないふきのうとうを蕗味噌(ふきみそ)に
庭の土の下から、食べきれないほどたくさんのふきのとうが次から次へと顔を出します。
採れすぎて困っていたら、知り合いが「蕗味噌(ふきみそ)にすれば?」と教えてくれました。
なるほど!蕗味噌なら冷凍もできるし、好都合です。
さっそく、摘んだばかりのふきのとうを水に浸けてアク抜きしました。
サッと軽く茹で、みじん切りに。
水気をよく切ったらごま油を敷いた鍋に入れ、手早く炒めます。
合わせ味噌に砂糖、酒、みりんで作ったたれを加えて、多少、固くなるまで炒めればできあがり。
ふきのとうの青い香りに味噌、ごまの香りが加わって、なんとも複雑な香ばしさです。
炊きたてのご飯に載せていただきました。
適度な苦みと甘みが混じり合い、春の野の若い匂いが鼻腔をくすぐります。
ご飯の前に冷酒をちびちびやりながら味わうのも良さそうです。
食卓に楽しみが増えました。