イナゴに続いてざざ虫、発見!
先日、長野道・安曇野インターに隣接する明科SAに立ち寄った時のこと。
土産物コーナーを冷やかして歩いていたら、なにやらディープな一角に出くわしました。
いなご甘露煮 648円 税込
赤黒く煮染められたイナゴが、ビニールパックにギュウギュウ詰めになって売られています。
ビニールの包装紙越しによく見ると、かなり虫の原形をとどめています。う~む、昆虫が苦手な人にはショッキングな食品かもしれません。
ですがその下にさりげなく貼ってある黒いカードを見て、思わず、
「ざざ虫だっ!」
小さな声で叫んでしまいました。
そう、南信州伝統の、あの川の石の下にいるゾロゾロした虫の甘露煮が、こんなところで瓶詰めになって並んでいたんです。
ディスプレイの黒いカードには、ごていねいに虫のイラストまで付いています。
手書きの白インクで、こんな説明文が添えてありました。
ざざ虫
南信州の清流・天竜川に住むカワゲラ等の水生昆虫の幼虫。
主に佃煮や揚げ物として食されています。 高級珍味!!
お値段は税込で1瓶1728円。税抜にすると1600円です。瓶の裏側に内容量35グラムと書いてあるので、1グラムあたり約46円という計算になります。
ちなみに高級食材として知られるカラスミのお値段をネットで調べてみたら、グラム25円~80円ぐらいでした。平均するとちょうど45円前後ってところでしょうか。
つまりざざ虫は、東アジアを代表する珍味・カラスミとタメを張る価格なんですね。「高級珍味!!」という謳い文句もあながち的外れじゃないのかもしれません。
とはいえ、“幼虫”の佃煮をわざわざ高速道路のSAで買い求める奇特な人がいるもんでしょうか?
不審に思って陳列棚の奥に手を伸ばし、在庫本数を確かめてさらにびっくり。
8本!なんと8本もあるんです。
怖い物見たさの冷やかし客目当てに在庫しているとは思えません。ここで買って食べるのを楽しみにしている愛食家が、かならずや一定数いるって証拠でしょう。
恐るべし、伝統食(と、その食通)!
土産物コーナーを冷やかして歩いていたら、なにやらディープな一角に出くわしました。
いなご甘露煮 648円 税込
赤黒く煮染められたイナゴが、ビニールパックにギュウギュウ詰めになって売られています。
ビニールの包装紙越しによく見ると、かなり虫の原形をとどめています。う~む、昆虫が苦手な人にはショッキングな食品かもしれません。
ですがその下にさりげなく貼ってある黒いカードを見て、思わず、
「ざざ虫だっ!」
小さな声で叫んでしまいました。
そう、南信州伝統の、あの川の石の下にいるゾロゾロした虫の甘露煮が、こんなところで瓶詰めになって並んでいたんです。
ディスプレイの黒いカードには、ごていねいに虫のイラストまで付いています。
手書きの白インクで、こんな説明文が添えてありました。
ざざ虫
南信州の清流・天竜川に住むカワゲラ等の水生昆虫の幼虫。
主に佃煮や揚げ物として食されています。 高級珍味!!
お値段は税込で1瓶1728円。税抜にすると1600円です。瓶の裏側に内容量35グラムと書いてあるので、1グラムあたり約46円という計算になります。
ちなみに高級食材として知られるカラスミのお値段をネットで調べてみたら、グラム25円~80円ぐらいでした。平均するとちょうど45円前後ってところでしょうか。
つまりざざ虫は、東アジアを代表する珍味・カラスミとタメを張る価格なんですね。「高級珍味!!」という謳い文句もあながち的外れじゃないのかもしれません。
とはいえ、“幼虫”の佃煮をわざわざ高速道路のSAで買い求める奇特な人がいるもんでしょうか?
不審に思って陳列棚の奥に手を伸ばし、在庫本数を確かめてさらにびっくり。
8本!なんと8本もあるんです。
怖い物見たさの冷やかし客目当てに在庫しているとは思えません。ここで買って食べるのを楽しみにしている愛食家が、かならずや一定数いるって証拠でしょう。
恐るべし、伝統食(と、その食通)!