やさしい顔をした“必殺仕掛鳥”モズ
畑の外れの棒っきれに体長20センチぐらいの茶褐色の野鳥が止まっています。
望遠レンズで眺めると、モズでした。
目の後ろの筋模様(眉斑)の色が薄いので、メスだと思います。
時折、思い出したように尻尾を左右にゆっくりフリフリするのが可愛らしく、いつまで眺めていても見飽きません。
ですが、モズの本性は気が強く、こうして畑を見下ろしながらカエルやバッタを見つけると急降下。容赦なく食いつきます。
時には捕らえた獲物を、生きたまま木の枝などの尖った先に突き刺しておくことも。
「モズのはやにえ(速贄)」と言われますが、なぜそんなことをするのか、諸説あるようですがいまだ不明なんだとか。
やさしい顔をした必殺仕掛鳥?です。