大きな栗がいっぱい実りました
今年は栗がよく実りました。
9月上旬に里の家でイガイガが地面に落ち始め、3週間ほど遅れて標高の高い古民家の栗の木が収穫期を迎えました。
どちらの栗も大粒。分厚い手袋をしてイガから実を取り出します。
ただ、我が家は農薬を撒かないので、ご覧のような虫食いがかなりの確率で混じってしまうんですね。
穴開きの実をうっかり茹でると、中から小さな芋虫が出てきます。取り除けばいいんですが、先に虫に食われてしまった実は味が落ちると言いましょうか、なんだか苦くていただけません。
そんなわけで、地面に落ちた実をひとつひとつ丹念に検めながら、虫食いを弾いていく作業が必要で、それが結構面倒です。
集めた栗は皮ごと茹でて熱いうちに剥いてしまいます。
天然のほのかな甘みが上品で、このまま何も付けずに食べるのが、じつはお勧めだったりします。
我が家では渋皮を残して冷蔵庫で保存します。栗ご飯や甘露煮にして、秋の味覚をゆっくり楽しもうと思っています。