もしかしてウチの背負い籠(しょいご)はトリコローレだった?
リオ・オリンピックが閉幕しました。
私たちも安曇野の山里で連日、漫然とテレビ観戦をして過ごしたのですが、そんなある日のこと。
アーチェリーの団体戦でイタリアの選手が見事金メダルを獲り、表彰台の真ん中に立ちました。
テレビカメラが、選手の顔のアップと会場に高らかに上がっていく国旗を交互に映し出します。
その画面を見るともなしに眺めているうちに、
「あれ?」
ミョ~なことに気づいてしまったのです。
「このイタリア国旗の配色、ウチの背負い籠(しょいご)の肩ヒモと同じじゃない?」
(正確には「ウチの背負い籠の肩ヒモの配色、イタリア国旗と同じじゃない?」と言うべきでしょうけど…)
思わず土間まで小走りに走って行って確認したのが、こちらの背負い籠。
たしかにヒモの柄が、上から順に緑、白、赤なんですね。
これって、イタリアのトリコローレ(三色旗)そのものじゃありませんか!?
ちなみにトリコローレの色の意味は、「緑=国土、白=雪・正義・平和、赤=愛国者の血・熱血」なんだとか。
まさか日本の背負い籠の肩ヒモに、そんな深い意味合いが込められているはずありませんけど。
あえてこじつけるならば「緑=田畑、白=雪、赤=トマト」ぐらいじゃないかな、と思うのです。
もっとも、以前からこのカゴを背負うたびに「何かイタ飯屋っぽいなぁ」という直感は働いていたんです。オリンピック中継を見ていて、ようやくその謎が解けました。
つまらん話で、お粗末さまでした…。