たった10発で終わった花火。これって予行演習?
先週土曜日(7月16日)の午後7時半。里の家で夕飯を食べていたら、東の窓の外から、
ド~ン!
腹の底を打つような“夏の音”が聞こえてきました。
思わずガラス窓に額を擦りつけて眺めると、
ドド~ン!
大きな花火が2発、河川敷の上空あたりに相次いで上がったのです。
すわ花火大会の始まりか!?…と意気込んだ私たち。冷蔵庫にダッシュして缶ビールのプルトップを開け、夏の幕開けを今か今かと待ち受けました。
ところが、です。後が一向に続きません。待てど暮せど3発目が打ち上がる気配がないんです。
「なんかヘンだなぁ」
「そういえば安曇野の花火大会って、お盆の頃じゃなかったっけ?」
ビールをちびちびやりながら、そんなことを話していると、
ド~ン!
さらに1発、夜空に大輪の花火が上がりました。
その後も2~3分おきに打ち上がる花火。正直、タイミングがマヌケです。
大きさ、色、形、音…どれを取っても素人のお遊びとは思えません。明らかにプロの花火師の仕事だと思います。
ですが、計10発目を数えたところでぱたりと止んで、それっきりになってしまいました。
う~む、一体こりゃ何なのか?…別に雨が降り出したわけでもありません。花火大会の予行演習ってことでしょうか?
謎の“花火小会”なのでした。