炎天下、今年2回目の草刈りです
田舎暮らしで思いのほか面倒なのが、草刈りです。
我が家では除草剤を使ったことがないので、放置しておくと、まあ伸びること伸びること。
雑草ってヤツは2ヶ月足らずの間に、人の背丈ほどまで生長するんですね。
憎らしいったらありゃしません。
仕方がないので、毎年5、7、9月に手分けして平地と法面の草刈りをしています。
厄介なのは夏場の作業です。
まだいくらか涼しい早朝か日没前を選んで草刈り機を持ち出しますが、5分と経たないうちに大量の汗が噴き出してきて目の前が霞んでしまいます。
2時間ほどの作業が終わった途端、干物になったようなカサカサな自分に気づきます。
正直、熱中症が心配です。
↓
億劫なことこのうえない草刈りですけど、敷地内をすみずみまで歩いて作業していると、意外な発見もあるんですね。
たとえば、こちら。庭の外れの木立の下にオカトラノオが群生していました。
じつはこの場所、去年の同じ時期にはホタルブクロが咲き乱れていたんですね。
どうやらオカトラノオとホタルブクロは“競合関係”にあるらしく、ほぼ一年おきに棲息場所を奪い合っているようです。
一見、可憐な山野草にも熾烈な生存競争が存在することを、私たちは毎年の草刈りを通して知りました。