安曇野の一本道から北アルプスを眺める
今年のゴールデンウイーク、北アルプスは天候不順に見舞われ、多数の遭難者を出しました。
テレビをつけると、毎日のように「△×岳で登山パーティが遭難。○名死亡」という恐ろしいニュースが流れてきます。
富士ノ折立では山頂付近でホワイトアウトが起き、登山歴25年のベテラン山男が亡くなったそうです。
ですが、安曇野から眺める北アルプスは至ってのどか。一本道の先に白い雲を被った峰峰が偉容を誇っています。
山肌の雪が徐々に溶けていき、爺ヶ岳のおじいさんや蝶ヶ岳の蝶など、春を告げる“雪形(ゆきがた)”がつぎつぎに姿を現します。
すばらしい季節の到来です。