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イタリア製の栗鍋をゲット!渋皮もツルリと剥けました

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 今年は全国的に栗が不作という話ですが、どういうわけか我が家の栗の木は例年になく、たくさんの実をつけています。

 食べたいけど皮を剥くのが面倒だなぁ、と億劫になっていた矢先、

「イタリアでは栗を焼いて食べるための専用の鍋がある」

 イタリア通の知り合いからそう聞きました。

 何でも栗の皮に包丁で筋目を入れて鍋で焼くと、渋皮がきれいに剥けておいしくいただけるのだそうです。

 ネットで探したところ、日本でも通販ショップで売っていることがわかりました。「焼き栗用フライパン Made in Italy」。1800円+送料と書いてあります。

 さっそく注文したのが、こちらです。

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 直径27センチ、深さ6センチ。

 栗を焼くにしては、少々、大袈裟なサイズかなとは思いましたが、楽して食べられるなら文句など言っていられません。

 冷蔵庫に保存しておいた栗を取り出して、まずは虫のチェック。

 無農薬で育った栗の実には、ほとんどクリシギゾウムシという虫の幼虫が巣喰っているんですね。

 八百屋やスーパーに流通している栗の実は、事前に農薬で燻蒸処理をするためきれいですが、むしろ虫がいるほうが自然なんだそうです。

 表面に黒い穴が開いている実を弾いて、きれいなものだけを選別します。

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穴が開いていたらNGです

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これがクリシギゾウムシの幼虫

 栗の皮に包丁で筋目をつけてから、買ったばかりのイタリア製鍋に入れ、強火で煎ってみました。

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 ポップコーンを作るときの要領で、およそ15分間、鍋を揺すり続けます。

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 鍋は大きくて深いため、しばらくするうちに腕が疲れてきました。

 でも、多少、ぞんざいに振り回しても栗は外に飛び出しません。栗専用鍋とうたうだけあって、絶妙な深さに設計してあるんですね。

 皮に入れた筋目が次第に大きく割れてきて、マロンの香ばしいニオイがホワ~ンと漂い始めたら完成です。

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 熱い実を手のひらで転がしながら冷まし、めくれた皮を指で引っ張ると…あっけないほどきれいに剥けました。

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 ホクホクと温かい実を頬張ります。

 ほどよい自然の甘さと栗の香りが口内にフワッと広がります。

 これはうまい!

 たぶん、普通の鍋でも、ちょっと深めのものなら焼けると思います。皮剥きの手間いらずで、お勧めですよ!


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テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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