屋根付きの屋外洗い場が嬉しい天然ラドン馬羅尾天狗岩温泉「すずむし荘」

「すずむし荘」
安曇野の地元のオジサン、オバサンがよく利用する日帰り温泉といえば、安曇野市営の「しゃくなげ荘」(入浴料400円)か松川村営の「すずむし荘」(同500円)です。
どちらも公営の宿泊施設で、ともに日帰り温泉を併設しています。
洗い場や脱衣所で常連さんっぽいオジサン、オバサンに聞くと、たいてい両方の温泉を行ったり来たりしているとおっしゃいます。
旅館やホテルがやっている日帰り温泉に比べて料金が安いうえに、建物や湯船が小ぎれいで泉質が良いのが愛される理由でしょう。
私たちも両方を行き来していますが、どちらかといえば100円高いけれども露天風呂がある「すずむし荘」を、よく利用します。「安曇野ちひろ美術館」の隣、大糸線の信濃松川村からクルマで3~4分の田んぼの外れにあります。
この温泉、正式名称を「天然ラドン馬羅尾天狗岩温泉」といいます。馬羅尾は「ばらお」と読みます。松川村の観光名所・馬羅尾高原にちなんで命名されたのだと思います。
内湯の一角に掛け流しの源泉があります。水温が低く、サウナの冷水みたいな感じです。
露天風呂や大浴場はこの源泉を加熱・循環しています。透明の塩化物泉です。
露天風呂は湯船のまわりが広々していて、開放感に溢れています。残念ながら北アルプスは建物の陰になって見えませんが、反対側の東山が生垣の向こうに眺められます。

向こうに見えるのが東山
サウナがないのが玉に瑕ではあります。ただ、ややぬるめの露天風呂に十分に浸かり、源泉かけ流しの冷泉で体を冷まし……これを繰り返していると十分、サウナ効果が出てきます。
露天風呂の脇に屋根付きの屋外洗い場があるのも特徴です。外気に当たりながらシャンプーしたり石鹸で体をゴシゴシするのって、とても気持ちがいいんですよね。
大きな地図で見る
【→すずむし荘のホームページ】



ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。