余ったホワイトリカーでアカシア酒を作ってみました
果実酒好きの知人が「アカシア酒って意外にうまい!」と言うので、今年初めてアカシア酒作りに挑戦しました。
挑戦なんて大袈裟で、要は天ぷらにして食べてもおいしいニセアカシアの花をホワイトリカーに漬けるだけ。馬鹿みたいに簡単にできちゃうのです。
しかも原材料はニセアカシアですから、厳密には「ニセアカシア酒」です。なんかウソ臭くて悪酔いしそうな名前ですね。
それはともかく、庭の外れのニセアカシアの花房を、手の届く範囲で片っ端から摘み取りました。
ザルに上げて虫がいないか点検します。小さな蟻や毛虫が花弁の奥からニョロニョロ這い出してくるので、油断禁物です。
虫チェックが済んだら、指でしごいて花房から花だけを取り分け、梅酒用の空き瓶に詰め込んでいきます。
瓶の口まで花を入れ、梅酒作りの際に余ったホワイトリカーを注いでできあがり。
ニセアカシアの花はミツバチの蜜の原材料になるぐらいですから、それ自体に甘みがあって、本来、砂糖を加える必要はありません。
ただ、砂糖を混ぜたほうが花のエキスが良く抽出され、香りが高くなるというので、少しだけ氷砂糖を加えてみることにしました。
半年ぐらい寝かせてから、試飲してみます。アカシア酒には精神をリラックスさせる作用があるんだそうです。
今から楽しみです。