床下にタヌキが!?
少し前から、家のチワワが縁側の外に向かって時々、
「グルルルル…」
と、意味不明のうなり声を上げるようになりました。
何かな?と不審に思っていたのですが、数日前、やっとその理由がわかりました。
タヌキが庭に入り込んでいたのです。
チワワはその気配を察して「グルルルル…」。威嚇していたのでしょう。
でも、なぜタヌキが庭に出入りするのでしょうか?
改めて家のまわりを点検してみると…あったのです。濡れ縁の下、根太(ねだ)が地面に接するあたりに、ちょうど小さなケモノが出入りできるぐらいの穴が。
ははぁ、件(くだん)のタヌキはこの穴を潜って、母屋の床下に住み着いていたようです。
おとなしい生き物で、私たちは床下に気配すら感じませんでした。きっとタヌキは頭上の物音にビクビクしながら、息を潜めて暮らしていたのでしょう。
とはいえ、定住されても困るので、穴の上に板を渡して塞ぎました。住処を奪うのは少々、気が引けますが、やむを得ません。
タヌキには森の中に新たな巣を見つけてもらうことにしました。