憎っくき干し柿ドロボー!今年もやられちゃいました
せっせと吊るした干し柿。チワワが番犬役を買って出てくれたにも関わらず、今年もまんまと盗まれちゃいました。
ある朝、濡れ縁を何者かがドタドタ走り回る音で目を覚ましました。不審に思って雨戸を開けると、1頭の若いおサルが雨戸に背を向けて座り、軒下に吊るした生乾きの渋柿をむさぼり食っていたのです。
「おいこら!」と追いかけましたが、若ザルはダッシュして一直線に裏山の柿の木に上ってしまいました。
もちろん、「降りてきて尋常に勝負しろ!」と言ったところで知らん顔。
ふと足元付近に別の気配を感じて視線を落とすと、親ザルでしょうか、大人のサルがその様子を心配そうに遠回しに眺めています。
残念ながら勝負あり。親子の情には勝てません。縁側に戻って被害状況を検めました。
一昨日、仕込んだ30個ほどの柿の実の、およそ3分の2が食われていました。
憎らしいことに完食しているのはほんの数個で、あとはそれぞれ実の真ん中を一噛みしただけでやめています。さすがにおサルも渋柿では食が進まなかったのでしょう。
仕方ありません。別のところに吊るしてあった残りの干し柿も含めて、全部、家の中に取り込みました。
室内に干し柿…なんだか妙な感じですが、とりあえずこの光景に慣れるしかなさそうです。