無料の公衆足湯コーナー「八面大王足湯」は、ただ今ライトアップ中(らしい)

公園の藤棚か東屋のようですが、ここが足湯
穂高温泉郷の市営日帰り温泉施設「しゃくなげ荘」の隣に、無料の公衆足湯コーナー「八面大王足湯」があります。
遠くからみると公園の藤棚か東屋のような一角が足湯です。
円形のごく浅いプールに、北アルプス燕岳の麓の中房温泉(なかぶさおんせん)から引湯した湯が張ってあります。
プールの周囲には、等間隔に腰掛け代わりのスノコが渡してあり、そこに座って好きなだけ足湯を堪能できます。

腰掛け代わりのスノコが渡してあります
2003年のオープン当初は屋根がなかったらしいのですが、今は屋根付きで雨の日も利用可能です。
足湯の脇の温泉分析書には泉温74.5度のアルカリ性低張性高温泉とありますが、実際にはぬるま湯程度。長々と足を浸していられます。しばらくすると体の深いところからじわじわ温まり始めて、そのうち汗が出てきます。

温泉分析書です
プールの真ん中に、かつて安曇野を支配していたという魔人・魏石鬼 八面大王 (ぎしき はちめんだいおう)の“碑”といいましょうか、巨大な八つの顔を貼りあわせたコンクリートの柱が建っています。

大王が八面相で対面してくれます
笑い顔、怒り顔、泣き顔、困り顔……大王のいろいろな表情を眺めながらお湯に足を浸すのは、ちょっとオツなものです。
利用時間が午前10時~午後11時と長いのも魅力です。
残念ながら冬期(12月10日頃~3月20日頃)は閉鎖していますが、11月20日~1月31日の午後5時~11時に限り、足湯の屋根や柱や周辺を青色ダイオードのイルミネーションでライトアップする特別イベントを開催中だそうです。
無料で楽しめるあったか~いイベント。私たちはまだ行ったことがありませんが、寒さに強い方にはおすすめかも。
【→イベント案内はこちら】
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