暮れ泥む(なず)む古民家
黄昏時のほんのいっとき、我が家は普段とはちょっと違った“相貌(そうぼう)”を見せます。
夕焼けがきれいだった日は、空の最後の輝きを受けて家全体が赤紫色に照り映えます。
逆に曇り空のまま日沈を迎えると、漆喰の壁が森の蒼さに溶け込んでいくような不思議な色調に染まっていきます。
この家が耐えてきた年月の重さ、深さを窺い知る瞬間です。
北アプルスのふもと信州・安曇野で、築150年以上の古民家&里の家に暮らす私たちの身辺雑記。古民家物件の選び方から安曇野の穴場ガイドまで、四季おりおりの田舎暮らし情報をお届けします。
Author:あづみ
都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。
その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。
安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。
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