ヤマガラがイチイの青い実をついばんでいます
深い霧に包まれた朝、東側の窓の外から「チチチチチ~♪」と小鳥のさえずりが聞こえました。
そっと外をのぞくと、番(つがい)のヤマガラが、イチイの生け垣の間を飛び交っています。
体長10センチあまり。文鳥のお腹をオレンジ色に染めたような野鳥です。
ヤマガラは、イチイの枝をツンツン突っつき、実を咥えて飛んでいきます。
以前にも書きましたが、このヤマガラの夫婦は我が家の隣の森に棲む“お隣さん”。
イチイの実が赤く色づく秋になると、1日何十往復もして、小さな実を森の巣へせっせと運んでいくんですね。
でも、今は夏の終わり。イチイの実はまだ青く小さくて、素人目にもおいしそうには見えません。
猛暑のせいで餌に不自由しているのでしょうか。ちょっと心配になってきました。