レディー・ガガ、古民家に現る?
先日、テレビで「レディー・ガガ、2年3カ月ぶりに来日」というニュースが流れた時のこと。突然、家族がモニターの端っこのほうを指さして、
「ガガ、ガガ、ガガ…」
と奇声を挙げました。
画面を見ると、お尻丸見えのスケスケ・シースルースーツをまとったレディー・ガガが、成田空港の到着ロビーで笑顔で手を振っている姿が映し出されています。
たしかに度肝を抜く大胆不敵なファッションですが、レディー・ガガなら別に驚くほどのことじゃありません。
にも関わらず、
「ガガ、ガガ、ガガ…」
家族は、やや引きつった顔でモニターの端っこの一点を指さしています。
なんだかなぁ、と思って指先の延長線上をたどっていくと…おや、テレビの横の電気スタンドに何か大きなモノが付着しているではありませんか。
そばに行ってよ~く眺めて納得。ヤママユガ(山繭蛾)が止まっていたのです。
「ガガ…」じゃなくて「蛾が…」だったんですね。
今年の春、近所を散歩していて木の枝に天蚕(てんさん)の繭がぶら下がっているのを目にしましたが(「道端の木の枝に天蚕(てんさん)を見つけました」)、あれが脱皮して成虫になったのが、こちらのヤママユガです。
安曇野地方では、この天蚕を大切に育てて絹糸を紡ぎ出すという伝統が今も続いています。地元を代表する蛾といってもいいでしょう。
ところで、レディー・ガガ来日に合わせて我が家にやってきたヤママユガは、全幅15センチ。羽を広げた状態で電気スタンドの傘に止まったまま、それから丸1日以上、微動だにしませんでした。
近くに寄って顔を観察すると、エリマキトカゲのような触覚が生えています。図鑑で調べたら雄だとわかりました。残念ながらレディーではなくジェントルマンだったんですね。
「ガガ、ガガ、ガガ…」
と奇声を挙げました。
画面を見ると、お尻丸見えのスケスケ・シースルースーツをまとったレディー・ガガが、成田空港の到着ロビーで笑顔で手を振っている姿が映し出されています。
たしかに度肝を抜く大胆不敵なファッションですが、レディー・ガガなら別に驚くほどのことじゃありません。
にも関わらず、
「ガガ、ガガ、ガガ…」
家族は、やや引きつった顔でモニターの端っこの一点を指さしています。
なんだかなぁ、と思って指先の延長線上をたどっていくと…おや、テレビの横の電気スタンドに何か大きなモノが付着しているではありませんか。
そばに行ってよ~く眺めて納得。ヤママユガ(山繭蛾)が止まっていたのです。
「ガガ…」じゃなくて「蛾が…」だったんですね。
今年の春、近所を散歩していて木の枝に天蚕(てんさん)の繭がぶら下がっているのを目にしましたが(「道端の木の枝に天蚕(てんさん)を見つけました」)、あれが脱皮して成虫になったのが、こちらのヤママユガです。
安曇野地方では、この天蚕を大切に育てて絹糸を紡ぎ出すという伝統が今も続いています。地元を代表する蛾といってもいいでしょう。
ところで、レディー・ガガ来日に合わせて我が家にやってきたヤママユガは、全幅15センチ。羽を広げた状態で電気スタンドの傘に止まったまま、それから丸1日以上、微動だにしませんでした。
近くに寄って顔を観察すると、エリマキトカゲのような触覚が生えています。図鑑で調べたら雄だとわかりました。残念ながらレディーではなくジェントルマンだったんですね。