健気に育つ雑木林の自生苗たち
引っ越し当時、我が家の庭は雑草と葛のツタが狂ったように繁茂するカオスのような状態でした。
正直、土地の形もわからないほどいろいろな植物がグチャグチャに生い茂って、密林地帯のようなありさまだったんです。
人の手を借りて下草を徹底的に始末したところ、密生した蔓草の下から随分前に不法投棄されたらしい古タイヤやら鉄骨やらがゾロゾロ出てきました。
産廃の撤去にも予想外の費用がかかり、閉口したものです。
その後、きれいになった平地と斜面にせっせと苗木を植えていったのですが、不思議なことに、元の地面が顔を出してからというもの、周辺の樹木の“子供”があっちこっちに芽を吹いて自生し始めるようになりました。
たとえばこちらは栗の幼木です。針葉樹に寄り添うように生えてきて、1.5メートルぐらいまで生長しています。
栗の足下には、昨年、カエデが顔を出し、高さ20センチほどに育ちました。秋になって一丁前に真っ赤に紅葉したのには、ちょっと感動しました。
地面に十分な日が当たるようになり、鳥のフンと一緒に落ちた種子が芽を吹いて育つ環境が整ったのでしょう。
雑木林の再生力の強さを実感させられます。
正直、土地の形もわからないほどいろいろな植物がグチャグチャに生い茂って、密林地帯のようなありさまだったんです。
人の手を借りて下草を徹底的に始末したところ、密生した蔓草の下から随分前に不法投棄されたらしい古タイヤやら鉄骨やらがゾロゾロ出てきました。
産廃の撤去にも予想外の費用がかかり、閉口したものです。
その後、きれいになった平地と斜面にせっせと苗木を植えていったのですが、不思議なことに、元の地面が顔を出してからというもの、周辺の樹木の“子供”があっちこっちに芽を吹いて自生し始めるようになりました。
たとえばこちらは栗の幼木です。針葉樹に寄り添うように生えてきて、1.5メートルぐらいまで生長しています。
栗の足下には、昨年、カエデが顔を出し、高さ20センチほどに育ちました。秋になって一丁前に真っ赤に紅葉したのには、ちょっと感動しました。
地面に十分な日が当たるようになり、鳥のフンと一緒に落ちた種子が芽を吹いて育つ環境が整ったのでしょう。
雑木林の再生力の強さを実感させられます。