渋柿を焼酎に漬けて甘柿に!
今年は我が家の渋柿が豊作で、採っても採っても枝に実がたくさん残っています。
100個ほど干し柿にしましたが、全然、減りません。
生食もしないことには到底、捌(さば)ききれないと覚悟を決め、渋抜きをはじめました。
35度の焼酎を鍋に注ぎ、渋柿をヘタを下にして浸(ひた)します。
ヘタに焼酎が充分付いたら、引き上げてまわりに付着した焼酎を拭き取り、ビニール袋に並べていきます。
全部入れたら袋の口を密封し、常温で1週間~10日間、寝かせます。
この時、吸湿性の良い布を一緒に入れると柿渋が布に付いて、柿の実が黒ずまないのだそうです。
今回、初めてそういう裏技があると知り、温泉旅館で貰った安タオルを同封してみました。
また、前に作った時には残った焼酎をビニール袋にドバッと注いで密封したのですが、できあがった柿の実にアルコール臭が残るらしく、お酒が苦手な友人に勧めたところ「酔っ払ったぞ」とクレームが付きました。
そこで今日は、実の表面に付いた焼酎を1個1個ていねいに拭き取りました。これなら酒臭くなく渋みだけが抜けて甘い柿になるのでは…と期待しています。
とりあえず50個ほど焼酎に浸してビニール袋に封印しました。おいしくできたら、追加でもっと作ってみようと思います。