8台の山車が町を駆け抜ける「池田八幡神社例大祭」が始まりました

360年の歴史を誇る地元の秋祭り「池田八幡神社例大祭」が9月23日に始まりました。
江戸型人形や加藤清正・楠木正成など武将の甲冑姿を戴いた8台の山車(だし)が、町内を昼から練り歩き、夜になって八幡神社の境内に大集合するという賑やかなお祭りです。
私たちは日没間近の午後6時過ぎから見物しました。
8台の山車は池田町の8つの地区から1台ずつ出ています。
いわば地区対抗。ただし山車同士がぶつかり合ったりはしません。
山車のコントロールの妙や、お囃子を演奏する子供たちの演奏の巧さ、また観客を盛り上げる男たちの威勢のよさで勝負を競っているようです。
山車の提灯に灯が点り、いよいよ神社に向かって最後の道行きが始まります。
老若男女に引っ張られた山車が、交差点で直角に曲がる場面はなかなかの迫力です。







およそ2時間かけて町内を巡行し、ようやく八幡神社の境内に到着しました。
折しも八幡神社の拝殿は昨秋来の改修工事が8日に終わったばかり。84年ぶりに化粧直しされたお社を前に8台の山車が居並ぶ姿は、なかなか華美なものでした。
境内には屋台もびっしり並び、地元の人たちで賑わっています。
地元以外にはあまり知られていなさそうなお祭りですが、コンパクトにまとまっていながら結構な迫力があって、しかもほどよい人混みの中で楽しめます。
24日は2艘の船形の山車が町内を曳航します。明日も楽しみです。









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