古民家は雨樋掃除も楽じゃない

雨続きの昼下がり、濡れ縁の表面に黒い水の染みが広がっているのに気づきました。
雨漏りかな?と心配になって家の外側を見回ると、雨樋の継ぎ目から一ヵ所、雨水がチョロチョと溢れ出してるのを発見しました。
溢れた水が柱を伝い、濡れ縁に接したところで周囲に広がって浸透していたのでした。
古民家に水漏れは大敵です。放置しておくと柱が傷み、悪くするとシロアリを呼び寄せることになりかねません。
そこで、雨上がりを待って雨樋の掃除を敢行しました。

5メートルのアルミの梯子を屋根に立てかけて、てっぺんの穴からホースで水を注入します。
初めゴボゴボと鈍い音がしていましたが、そのうちポン!と詰め物が取れたような手応えがして、縦の雨樋の下から側溝に勢いよく水が流れ出しました。


どうやら落ち葉の塊が雨樋を塞いでいたようです。
作業自体はあっけないほど簡単でしたが、雨樋が詰まるたびにこうして梯子を架けなければいけないというのは、いささか面倒です。
なにかとメンテナンスが必要なのが古民家の泣き所ですね。



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