ノイバラが白い花を付けています

家の周囲にトゲのある低木の茂みが点々と自生しています。
チクチク刺さるので目につくと伐採してきましたが、刈っても刈っても翌年、さらに一回り大きな茂みを作ります。
煙たい存在で閉口していたのですが、ある時、これがノイバラの木だと知りました。
ノイバラ…「野ばら」とも言います。バラのルーツです。

いま、そのノイバラが庭のそこかしこに白い花を付けています。
花の直径は2センチくらい。園芸種のバラに比べたら“華”というものがまったくありません。
至って地味な存在ですが、爽やかな白色が緑によく映えます。
花弁の真ん中に鼻を近づけてみます。
するとバラの甘い香りがしてきます。
原種の香りと言いましょうか。後を引かないさっぱりしたニオイです。
なんだか疎かには扱えなくなりました。



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