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古民家って異様に天井が低いんです。

 信州をあちこち旅して古民家探しを楽しんでいた頃、どの家を見ても「こりゃ住むのに不便だな」と感じたことがあります。

 天井の低さです。

2013022303.jpg
以前、内覧した信州某所の古民家。
天井の低さがわかります?


 内覧させていただいたすべての古民家で、現代の常識からすると“超”が付くぐらい天井が低かったのには、正直、面食らいました。

 床から天井までが、180センチあるかないか。うっかりすると頭が梁にぶつかってしまいます。

 家の中に立っているだけで、じわじわと圧迫感を覚えます。

 薄暗いうえに頭上からギュウギュウと押しつけられるような重苦しさに襲われるのです。

 「古民家って、キツイかも…」

 正直、そう思った時期もありました。

 その後、ご縁があって手に入れた今の家も、元はといえば1階の天井高が180センチという“圧迫民家”でした。

2013022301.jpg
我が家の1階天井。頭上に迫ってくる感じがします

 前のオーナーが(恐らくはあまりの圧迫感に耐えかねて)「踏み天井」と言われる2階の床板(=1階の天井板)を引っ剥がし、吹き抜け状態に改造済みであったため、辛うじて呼吸の楽な広々とした居住空間が確保できたのでした。

 要は2階の部屋の大部分を潰してしまったわけですね。もったいないと言えばもったいないのですが、私たちは大家族ではないので、これで十二分。おかげで、今は快適に過ごしています。

2013022302.jpg
天井板を引っ剥がし、吹き抜けにしてちょうど良い感じです

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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