愛知の古民家から貴重な古新聞が見つかったそうです
中日新聞の電子版(2012年12月2日付)に「107年前の『新愛知新聞』発見 日進の古民家」という記事が載っていました。
江戸時代の1769年に建造されたとされる愛知県日進市の木造平屋建て「市川家住宅」で、明治から昭和初期にかけての古新聞が多数、見つかったのだそうです。
家の所有者が無人になった家の保存と活用を市に委ね、ボランティアが掃除をしていて発見しました。
計73枚が、着物を入れる箪笥の敷物などに使われていました。日付はバラバラ。ほとんどが中日新聞の前身の「新愛知新聞」で、もっとも古いものは1905(明治38)年4月11日付でした。
明治38年といえば日露戦争真っただ中。一面トップは「波艦隊来(きた)る」と題した評論で、バルチック艦隊の勢力分析や航海目的に関する考察が書いてあったそうです。
当時の「新愛知新聞」はほとんど散逸してしまい、中日新聞社にもあまり残っていないようです。大変、貴重な発見なのでした。

1924(大正13)年の「新愛知新聞」。「名古屋十名所」を選定しています。
そういえば、我が家でも引っ越し当時、屋根裏や朽ち果てかけた長持ちの底から日付の古い昔の新聞がわらわらと出てきました。


我が家でも、屋根裏の土壁に古新聞が貼ってありました。
大部分が信濃毎日新聞だったように記憶しています。たしかいちばん古いものは昭和30年代の紙面でした。完成したばかりの東京タワーの見聞録が載っていました。
どれも穴だらけでボロボロ。さっさと捨ててしまいましたが、その際、ちょっと拾い読みしただけでもタイムカプセルを開いたようなワクワク感があったのを覚えています。
古民家と古新聞…日本中の古民家を総ざらいしたら、きっとまだまだ出てくるんでしょうね。

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江戸時代の1769年に建造されたとされる愛知県日進市の木造平屋建て「市川家住宅」で、明治から昭和初期にかけての古新聞が多数、見つかったのだそうです。
家の所有者が無人になった家の保存と活用を市に委ね、ボランティアが掃除をしていて発見しました。
計73枚が、着物を入れる箪笥の敷物などに使われていました。日付はバラバラ。ほとんどが中日新聞の前身の「新愛知新聞」で、もっとも古いものは1905(明治38)年4月11日付でした。
明治38年といえば日露戦争真っただ中。一面トップは「波艦隊来(きた)る」と題した評論で、バルチック艦隊の勢力分析や航海目的に関する考察が書いてあったそうです。
当時の「新愛知新聞」はほとんど散逸してしまい、中日新聞社にもあまり残っていないようです。大変、貴重な発見なのでした。

1924(大正13)年の「新愛知新聞」。「名古屋十名所」を選定しています。
そういえば、我が家でも引っ越し当時、屋根裏や朽ち果てかけた長持ちの底から日付の古い昔の新聞がわらわらと出てきました。


我が家でも、屋根裏の土壁に古新聞が貼ってありました。
大部分が信濃毎日新聞だったように記憶しています。たしかいちばん古いものは昭和30年代の紙面でした。完成したばかりの東京タワーの見聞録が載っていました。
どれも穴だらけでボロボロ。さっさと捨ててしまいましたが、その際、ちょっと拾い読みしただけでもタイムカプセルを開いたようなワクワク感があったのを覚えています。
古民家と古新聞…日本中の古民家を総ざらいしたら、きっとまだまだ出てくるんでしょうね。



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