雨に濡れたホタルブクロが鮮やかです
道祖神の裏手の茂みにホタルブクロが花を咲かせました。
毎年、ちょうど安曇野・池田町の＜花見（けみ）ホタル祭＞が開かれる頃になると、ちょうちん型の可愛い花をたくさんつけます。
梅雨時の生暖かい雨に洗われて、紫色のちょうちんが茂みの中から鮮やかに浮かび上がります。
ホタルブクロの名の由来は、植物学者・牧野富太郎の『牧野新日本植物図鑑』（北隆館）によれば、
「小兒其花ヲ以て蛍を包む故に蛍嚢の和名アリ」
…子供が捕まえたホタルをフクロに入れて、ちょうちんのようにかざして遊んだことにちなむのだそうです。
私たちも童心に帰って本物のホタルを入れてみたかったのですが、あいにく今年の花見（けみ）のホタルは生育が遅くて、ちらりほらりしか姿を見せてくれません。手の届かない高い枝のあたりをゆらゆら漂うばかりで、捕まえることができませんでした。
来年こそはホタルブクロで“蛍提灯”をやってみようと思います。
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
