カミツレ畑でLe Couple (ル・クプル)藤田恵美さんのライヴを観ました
ハーブティーの材料として知られるカミツレ(カモミール)の花が、今、満開です。私たちの暮らす一帯はカミツレの産地で、この季節になると山肌のあちこちに白い花が咲き乱れます。

花の蕾を指先でこすってニオイを嗅ぐと、なぜか青リンゴの香りがします。初夏を感じさせる爽やかな香りで、なかなかいいものです。

ご近所には、その名もズバリの「カミツレ研究所」という会社もあります。地元で採れたカモミールを原料に使い、高級入浴剤やシャンプー等を開発・製造・販売する企業です。
先週末、そのカミツレ研究所で“カミツレ花まつり”が開かれました。カミツレの無料刈り取り体験やら工場見学、製品の特価販売などが賑々しく行なわれ、地元や近隣から大勢の人たちがやって来ました。
今年の祭りのメインイベントは、カミツレ畑の真ん中で開かれるコンサート。地元小学校の合唱団とプロの歌手によるジョイント・ライヴです。

カミツレ畑の仮設ステージに立ったのは、Le Couple (ル・クプル)の藤田恵美さんでした。1997年、「ひだまりの詩」を大ヒットさせた往年の音楽ユニットのメンバーです。
Le Couple (ル・クプル)とは“カップル”のことです。長らくご夫婦で活動されていましたが、どうやら5年ほど前に離婚されたらしく、現在はル・クプルと言うよりシングルで活躍されているようです。
ギターとキーボードの演奏をバックに、オリジナル曲やスティングのカヴァーなど数曲を軽やかに歌われました。

藤田さんはどこか力の抜けたシルキーな声の持ち主で、カミツレ畑を吹き渡るそよ風にあたりながら聞いていると、何やら眠~くなってきます。
ご自身もMCで「聞いているうちにいつの間にか眠ってしまう歌をめざしています」と語っておられたので、案外、この睡魔は狙いどおりなのかもしれません。
リラクゼーション効果が高いといわれるカミツレのエッセンスにも通じる“ハーブ入り音楽シャワー”といったおもむきの声質です。

代表曲「ひだまりの詩」は観客と一緒に手話を交えて歌い、最後に近年のヒット曲「OMOIYARIのうた」を子供たちと共に楽しげに合唱されていました。

「ひだまりの詩」(藤田恵美/Le Coupleベスト)

「OMOIYARIのうた」
藤田恵美さんには、洋楽をカヴァーした超高音質の「camomile(カモミール)」というアルバム・シリーズがあります。そのCDは、5.1チャンネルのオーディオ・セットで聴くととんでもなく素晴らしい音色がするんだそうで、オーディオ・マニアにはかなり知られた存在です。

「camomile Best Audio」
さぞや音にうるさい神経質なアーティストなんだろうな、と勝手に想像していたのですが、ステージに立った藤田さんはそれとは真逆の癒し系キャラ。リスナーをのんびり豊かな気持ちにさせてくれる、やわらかい印象の歌い手さんでした。
こんな素敵なライヴを無料で聞かせていただけるなんて。カミツレ研究所と藤田さんには、この場を借りて御礼申し上げます。

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花の蕾を指先でこすってニオイを嗅ぐと、なぜか青リンゴの香りがします。初夏を感じさせる爽やかな香りで、なかなかいいものです。

ご近所には、その名もズバリの「カミツレ研究所」という会社もあります。地元で採れたカモミールを原料に使い、高級入浴剤やシャンプー等を開発・製造・販売する企業です。
先週末、そのカミツレ研究所で“カミツレ花まつり”が開かれました。カミツレの無料刈り取り体験やら工場見学、製品の特価販売などが賑々しく行なわれ、地元や近隣から大勢の人たちがやって来ました。
今年の祭りのメインイベントは、カミツレ畑の真ん中で開かれるコンサート。地元小学校の合唱団とプロの歌手によるジョイント・ライヴです。

カミツレ畑の仮設ステージに立ったのは、Le Couple (ル・クプル)の藤田恵美さんでした。1997年、「ひだまりの詩」を大ヒットさせた往年の音楽ユニットのメンバーです。
Le Couple (ル・クプル)とは“カップル”のことです。長らくご夫婦で活動されていましたが、どうやら5年ほど前に離婚されたらしく、現在はル・クプルと言うよりシングルで活躍されているようです。
ギターとキーボードの演奏をバックに、オリジナル曲やスティングのカヴァーなど数曲を軽やかに歌われました。

藤田さんはどこか力の抜けたシルキーな声の持ち主で、カミツレ畑を吹き渡るそよ風にあたりながら聞いていると、何やら眠~くなってきます。
ご自身もMCで「聞いているうちにいつの間にか眠ってしまう歌をめざしています」と語っておられたので、案外、この睡魔は狙いどおりなのかもしれません。
リラクゼーション効果が高いといわれるカミツレのエッセンスにも通じる“ハーブ入り音楽シャワー”といったおもむきの声質です。

代表曲「ひだまりの詩」は観客と一緒に手話を交えて歌い、最後に近年のヒット曲「OMOIYARIのうた」を子供たちと共に楽しげに合唱されていました。

「ひだまりの詩」(藤田恵美/Le Coupleベスト)

「OMOIYARIのうた」
藤田恵美さんには、洋楽をカヴァーした超高音質の「camomile(カモミール)」というアルバム・シリーズがあります。そのCDは、5.1チャンネルのオーディオ・セットで聴くととんでもなく素晴らしい音色がするんだそうで、オーディオ・マニアにはかなり知られた存在です。

「camomile Best Audio」
さぞや音にうるさい神経質なアーティストなんだろうな、と勝手に想像していたのですが、ステージに立った藤田さんはそれとは真逆の癒し系キャラ。リスナーをのんびり豊かな気持ちにさせてくれる、やわらかい印象の歌い手さんでした。
こんな素敵なライヴを無料で聞かせていただけるなんて。カミツレ研究所と藤田さんには、この場を借りて御礼申し上げます。



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