空き家の小民家を「シェアハウス」に。小谷村が動き出しました
安曇野からクルマで北へ1時間半ほど走ったところに、小谷村(おたりむら)があります。スキー場で有名な白馬村のさらに先、峠をひとつ越えると新潟県糸魚川市という、長野県北部の山間に位置する人口3000人あまりの雪深い村です。
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先日、この村が村内の“眠っている古民家”を調査して、再活用しようというユニークな試みを発表しました。
それによると、小谷村には124軒の古民家が空き家状態になっているそうです。
うち35軒は廃屋化が進んでいて、もはやあばら屋同然。残りの89軒は外から見た具合では利用できるかもしれない、ということになったのだとか。
村では、この“なんとかなりそうな89軒”について、所有者の了解のもと内部調査を進めて、空き家物件の賃貸や、売買を希望する所有者と移住・別荘利用を望む人を結ぶ「空き家バンク」制度を創設する方針を固めたのだそうです。
調査にあたった「古民家利用活用プロジェクトチーム」は、18項目からなる提言をまとめて村に提出しました。
提言のなかには、家屋を村が所有して複数の人が住居や事務所として使う「シェアハウス」や、将来の移住を考える村外者のための「短期滞在向けモデルハウス」など、ユニークなアイデアが盛り込まれているようです。
山間部で増え続ける空き家の古民家を、過去の遺物として見るのではなくて、地域の“固有の資産”と位置付けるこの試みは、実際、注目に値すると思います。
私たちが暮らすここ安曇野でも、今すぐ取り組んでもらいたいぐらいです。小谷村には心からエールを送りたいと思います。

こんなになっちゃう前に
手を打つことが大切です

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先日、この村が村内の“眠っている古民家”を調査して、再活用しようというユニークな試みを発表しました。
それによると、小谷村には124軒の古民家が空き家状態になっているそうです。
うち35軒は廃屋化が進んでいて、もはやあばら屋同然。残りの89軒は外から見た具合では利用できるかもしれない、ということになったのだとか。
村では、この“なんとかなりそうな89軒”について、所有者の了解のもと内部調査を進めて、空き家物件の賃貸や、売買を希望する所有者と移住・別荘利用を望む人を結ぶ「空き家バンク」制度を創設する方針を固めたのだそうです。
調査にあたった「古民家利用活用プロジェクトチーム」は、18項目からなる提言をまとめて村に提出しました。
提言のなかには、家屋を村が所有して複数の人が住居や事務所として使う「シェアハウス」や、将来の移住を考える村外者のための「短期滞在向けモデルハウス」など、ユニークなアイデアが盛り込まれているようです。
山間部で増え続ける空き家の古民家を、過去の遺物として見るのではなくて、地域の“固有の資産”と位置付けるこの試みは、実際、注目に値すると思います。
私たちが暮らすここ安曇野でも、今すぐ取り組んでもらいたいぐらいです。小谷村には心からエールを送りたいと思います。

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