北アルプスにニホンジカが侵入! 高山植物が野菜が危ない!
明治以来、北アルプスには生息しないといわれてきたニホンジカが、このところ山麓で相次いで目撃されています。
私たちはまだ見たことはありませんが、地元の猟友会の方に伺うと、山の中でニホンジカとばったり遭遇するケースが、すでに数件、報告されているそうです。

じつはこれ、安曇野にとって大問題なんです。ただでさえサルやキツネやタヌキやイノシシに食い荒らされている畑が、シカの登場でさらにひどいことになる恐れがあるからです。
たとえば南アルプスの場合、シカが目につきだしてから、わずか10年ほどで高山植物群が食い荒らされ、壊滅的な打撃を被ったといいます。高山植物は山の高いところに自生していますから、シカは畑の野菜や植林した樹木の木肌を食べながらそこまで登っていくわけです。
自然環境の保護の観点からしても、また農林業を守るためにも、ニホンジカに侵入されてはとても困るんですね。
今月15日には、北アルプスへの侵入口と見られている安曇野市三郷小倉付近で、初の本格的な駆除活動がスタートしました。シカを追い立てる勢子(せこ)が、200メートルおきに一列に並んで、
「ほーい、ほーい」
と声を上げて川までシカを誘導したそうです。川沿いに追い詰められたのは1頭だけでしたが、勢子の間をすり抜けて逃げてしまったのでした。
今後は、松本市から大町市~北安曇郡一帯の猟友会が連携して駆除にあたるとのことです。
猟友会のみなさんには、ぜひがんばっていただきたいと思います。

ニホンジカの増殖が目立っている地域のひとつ、
大町市の小熊山

「熊に注意!」と書いてありますが、
じつはシカも急増中です

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私たちはまだ見たことはありませんが、地元の猟友会の方に伺うと、山の中でニホンジカとばったり遭遇するケースが、すでに数件、報告されているそうです。

じつはこれ、安曇野にとって大問題なんです。ただでさえサルやキツネやタヌキやイノシシに食い荒らされている畑が、シカの登場でさらにひどいことになる恐れがあるからです。
たとえば南アルプスの場合、シカが目につきだしてから、わずか10年ほどで高山植物群が食い荒らされ、壊滅的な打撃を被ったといいます。高山植物は山の高いところに自生していますから、シカは畑の野菜や植林した樹木の木肌を食べながらそこまで登っていくわけです。
自然環境の保護の観点からしても、また農林業を守るためにも、ニホンジカに侵入されてはとても困るんですね。
今月15日には、北アルプスへの侵入口と見られている安曇野市三郷小倉付近で、初の本格的な駆除活動がスタートしました。シカを追い立てる勢子(せこ)が、200メートルおきに一列に並んで、
「ほーい、ほーい」
と声を上げて川までシカを誘導したそうです。川沿いに追い詰められたのは1頭だけでしたが、勢子の間をすり抜けて逃げてしまったのでした。
今後は、松本市から大町市~北安曇郡一帯の猟友会が連携して駆除にあたるとのことです。
猟友会のみなさんには、ぜひがんばっていただきたいと思います。

ニホンジカの増殖が目立っている地域のひとつ、
大町市の小熊山

「熊に注意!」と書いてありますが、
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