広縁(ひろえん)でうたた寝。何だか得した気分です
私たちの家には、軒下にめぐらした濡れ縁(ぬれえん)とは別に「広縁(ひろえん)」があります。
広縁の定義は曖昧で、建築関係の資料を読むと、幅三尺(約90センチ)の一般的な縁側に対して幅四尺(約120センチ)以上の幅の広い縁側をそう呼ぶ、と書いてあります。
ですが世間的には、
・濡れ縁…軒下で吹きさらしになっている縁側
・広 縁…室内にある広めの縁側
と、区別しているような気がします。
要は、旅館の和室の窓側に、籐製の椅子が小さなテーブルを挟んで向い合わせに置いてありますよね? あのスペースが広縁だと考えればいいんだと思います。

我が家の広縁は旅館よりやや広くて、五畳分ほどでしょうか。
南西の日当たりのいい角に位置しています。足元までの大きなガラス戸で仕切られているので、外気が零下の真冬でも、おひさまさえ当たっていればストーブがいらないほどポカポカしています。
椅子に腰掛けて編み物や読書をするのに最適です。あんまり気持よくて、ついうたた寝してしまいます。


梅雨時は天井の梁にハンガーを引っ掛けて、洗濯物を干すのに重宝します。
真夏でもガラス戸を開け放てば高原の緑の香りが流れてきます。
ムダにがらんとしたスペースですが、こういう空間があると疲れた時や“煮詰まった”時に、ほっとします。
古民家って贅沢な作りだなぁ、と思う瞬間です。

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広縁の定義は曖昧で、建築関係の資料を読むと、幅三尺(約90センチ)の一般的な縁側に対して幅四尺(約120センチ)以上の幅の広い縁側をそう呼ぶ、と書いてあります。
ですが世間的には、
・濡れ縁…軒下で吹きさらしになっている縁側
・広 縁…室内にある広めの縁側
と、区別しているような気がします。
要は、旅館の和室の窓側に、籐製の椅子が小さなテーブルを挟んで向い合わせに置いてありますよね? あのスペースが広縁だと考えればいいんだと思います。

我が家の広縁は旅館よりやや広くて、五畳分ほどでしょうか。
南西の日当たりのいい角に位置しています。足元までの大きなガラス戸で仕切られているので、外気が零下の真冬でも、おひさまさえ当たっていればストーブがいらないほどポカポカしています。
椅子に腰掛けて編み物や読書をするのに最適です。あんまり気持よくて、ついうたた寝してしまいます。


梅雨時は天井の梁にハンガーを引っ掛けて、洗濯物を干すのに重宝します。
真夏でもガラス戸を開け放てば高原の緑の香りが流れてきます。
ムダにがらんとしたスペースですが、こういう空間があると疲れた時や“煮詰まった”時に、ほっとします。
古民家って贅沢な作りだなぁ、と思う瞬間です。



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