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安曇野は干し柿の季節です

抜けるような青空に柿の実が照り映えます
抜けるような青空に柿の実が照り映えます

 いま、安曇野は干し柿の季節です。あちこちの家の軒先に、ヒモに吊るした柿が下がっています。

 干したての鮮やかな黄色の柿。時間が経ってシワシワ、茶色になった柿。いろいろな段階の柿が美しい飾り物のように軒先を彩っています。

 我が家でも、11月上旬から何回かに分けて渋柿を収穫し、干し柿を作りました。手順はざっとこんな具合です。


(1)渋柿を採る
茎の部分を残して収穫します

 茎の部分を残して収穫します。軽く水洗いしたら準備完了。


(2)皮を剥く
皮を剥く

 ヘタの周囲から下に向かって剥いていきます。


(3)ヒモに結ぶ
ヒモに結ぶ

 地元の農具屋さんやホームセンターに行くと干し柿用のナイロンヒモを売っているので、我が家ではそれを使います。撚ったヒモの間に茎が挟まり、うまい具合にぶら下がります。

 一般的なナイロンヒモの場合は、茎の付け根を軽く結べばOKです。

 カビ防止のため実と実の間隔を適度に空けて、接触しないようにします。


(4)煮沸する
煮沸する

 結んだ実を熱湯に10秒間ぐらい浸けて煮沸。カビ防止のためです。


(5)吊るす
吊るす
左側は2週間前に干したもの。食べ頃です

 軒下の雨がかからない、日当たりの良い場所を選んで吊るします。


(6)揉む
揉む

 1週間ぐらいして外側の皮が硬くなってきたら、指で押すようにして揉みます。こうすると渋が早く抜けて甘くなります。完成までに二度ほど揉みます。


(7)完成!
完成!

 2週間ぐらい経てば、もう食べ頃です。1ヶ月目がおいしいという話も聞きますが、私たちは外側がまだほんのり明るいオレンジ色の頃に食べるのが好みです。

 中身はご覧のとおり。とろ~り大甘です。

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テーマ : 果樹栽培・畑作・稲作
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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