スタッドレスタイヤには、いつ履き替えたらいい?

今年もとっくに履き替えました
安曇野に越してくるまで、私たちはスタッドレスタイヤというものを履いたことが(正確には「クルマに履かせたことが」)ありませんでした。
引っ越した最初の年の12月に、ご近所の方から「タイヤ変えたかね?」と聞かれて、「え? 何のことです?」と尋ね返したくらいです。
あまり雪の積もらない安曇野ですが、冬場の気温は低く、路面が凍結します。スタッドレスタイヤは生活必需品です。
初年度は慌ててタイヤ屋さんに走り、タイヤとホイールのセットを購入しました。以来、履き替えたタイヤは土間の階段下に積んでおいて、季節が変わるたびに交換するという、都会では考えられない面倒な習慣がスタートしました。

タイヤは土間の隅の階段下に
積み上げています
ところが、問題は「いつスタッドレスタイヤに変えるか」。雪が積もって路面がカチンカチンに凍結してからでは遅すぎます。かといって初雪が降ったぐらいで変えてしまうと、その後に小春日和が続いてバカを見たりします。
都会からノコノコやってきた私たちには、その辺のサジ加減といいましょうか、天候の読みがいまひとつできないんですね。
その点、農家のみなさんは“天気を見るに敏”と言いましょうか、絶妙な時期にササッと軽トラのタイヤを交換しています。さすがだなぁ、と感心してよくよく聞いてみたら、案外、ぎりぎりまでノーマルタイヤで山道をぶっ飛ばしていることがわかりました。
「あそこの山道で大根積んで大曲を回ってたらさ、道が滲みてて滑っちゃったのよ。そいで慌てて今朝、スタッドレスに履き替えたところ」
なんて、おっかない話もポツポツ耳にします。
みなさん、天気も地形も知り抜いているだけあって、粘りに粘ってタイヤ交換しているんですね。
でも、私たちにはそんな芸当できっこありません。たぶん、集落でいちばん早くスタッドレスタイヤに履き替え、春になっても最後までしぶとく履き続けているんじゃないかな、と思います。



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