吊るした干し柿が藍染めの藍に映えておいしそうです

気持よく晴れた日の朝、物干し竿の端っこに、藍(あい)で染めた木綿糸の束を干しました。

機織りが趣味の家族が、遠方の藍染め工場へ生成の糸を持ち込み、わざわざ手染めで染めてきたものです。
染め上がった糸は全部で5束。三度、水で洗って干すのだそうです。
桶に手の切れるような冷たい水を張って糸の束を泳がせ、水の色が透明になるまで洗い流します。よく絞ってから物干し竿に掛けて干し、乾いたら再び水で洗います。そうして色落ちしなくなるまで繰り返すのだそうです。

じつに気の長い作業ですが、昔の人はこうやって糸を染めていたんですね。
隣に吊るしてある干し柿の橙色が、木綿糸の藍色に映えてとてもおいしそうです。




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